2016年の大みそかで解散する「SMAP」の木村拓哉さん(44)が、12月9日放送のラジオ番組『木村拓哉のWHAT'sUPSMAP!』で熱く語った「仕事論」が、ファンの間で注目を集めている。「ほんと尊敬する」「めっちゃ感動した」といった声が相次いだのは、「テレビの仕事の魅力を教えてください」というリスナーからの質問に木村さんが答えた場面だった。「辛いことは一杯あり過ぎて...」就活中だという女子大生リスナーから届いたメールの内容は、「テレビの仕事に就きたいが、大変なことがとても多いと聞きました。辛い以上にやりがいは計り知れないと思うのですが、テレビの仕事の魅力を教えて頂ければと思います」というものだった。この悩みに対し、木村さんは、「計り知れないほどのやりがいは、僕も感じているし、だからずっと続けられていると思う。だけど、大変なことはいくら言っても足らない。逆に『聞きたくない!』と思うくらい、辛いことは一杯あり過ぎて...」と答えた。その上で、テレビの仕事が持つ「魅力」について、「やっぱり、共同作業で凄いモノを作れる。結果は......、色々あるかもしれないけれど、みんなで物凄いモノを作れるっていうのが、魅力ですよね。それだけでなく、視聴者にも色々なことを伝えることができますから」と熱く語った。こうした木村さんの発言で、SMAPの解散が直前に迫る中、「共同作業」というフレーズに注目したファンがいた。ツイッターには、「SMAP5人での力を知ってる木村くん。このお言葉、沁みます」「共同作業ですげぇものが作れるのがテレビの魅力、SMAPの魅力でもあるよね」といった投稿が見られた。
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