「ごめんなちゃーい」と歌う、お笑いコンビ「極楽とんぼ」山本圭壱さん(48)の曲が、「不快感MAX」「反省のカケラもない」などとネット上で総攻撃を受けている。掲示板などで山本さんを擁護したり、曲を褒めたりすれば「関係者か?」「ふざけるな!」などといった罵詈雑言が飛び、自由な発言が妨げられる状態だ。そうした状況下だが、「山本は才能あると思う」といった評価もある。「あなたはいつまで怒っているの?」山本さんが歌っているのはオリジナルソング「懺悔」。この曲は昨2016年、山本さんが芸能界復帰した際に「極楽とんぼ」の15年ぶりの全国ツァーで披露された。そして17年1月27日、宮崎サンシャインFMのラジオ番組「極楽とんぼ山本圭壱のいよいよですよ。」で曲が披露され、それがユーチューブにアップされると一気に知られることになった。曲はラップ調で、ピコ太郎の「PPAP」のような前奏の後、「ごめんなちゃーい僕のごめんなちゃーいあなたにごめんなちゃーい」「ざざざ懺悔懺悔懺悔懺悔」「雨でも風でもぱらぱらぱぱっぱーあなたはいつまで怒っているの?」などといった歌詞が出て来る。これが「悪ふざけ」「反省の色なし」「自分を批判した人をバカにしている」などという理由で激しい反発が起き、「本当に不快」「永久に消滅してくれ。慕ってるタレントも込みで」「こんな糞つまらんデブがTV出れるわけねえだろ」などといった書き込みが掲示板に出て大荒れに荒れた。中には曲を聞いたら負け、話題にしたら負け、などと曲を聞かずに山本さん批判を繰り返す人もいて、たまに山本さんを評価する書き込みが出ると「関係者か?」「ふざけるな!」などと罵詈雑言で意見が潰され、自由な発言が妨げられるスレもある。「昔の極楽らしいやん、芸風がこんなのだった」「アサ芸プラス」といった複数のネットニュースは総じて、山本さんとこの曲がネット上で酷評されていると報じている。本当にそんなにふざけていて酷い曲なのだろうか。ユーチューブには複数の「懺悔」の音声動画がアップされていて、2017年2月2日夕方までに視聴回数が6万2000を超えた動画のコメント欄は称賛の書き込みが並んでいる。そこには、「本当キレッキレだな~!笑テレビがまだ面白かった時代にTVからいなくなった冷凍保存の化石のようなおひとだよ。早く戻ってきておくれよ~」「面白い曲だね!もっと山本さんをテレビで見たいなー」「こうでなくっちゃ!応援してます!」「名曲だわ笑」などと書かれている。また、ここ以外の掲示板には、「俺は別に擁護する気はないが、曲はいいと思う」「昔の極楽らしいやん、芸風がこんなのだった」「山本は才能あると思う」といったことも書き込まれている。
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