証明写真のカーテン100枚盗む 69歳男性の不可解な動機

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   「なぜそんなものを」。証明写真機のボックスからカーテンを盗んだとして、岐阜県内在住の新聞配達アルバイトの男(69)が2017年2月2日に逮捕され、ネット上で驚きの声が広がっている。

   「Ki-Re-i」「証明写真すぐ出来ます」。家宅捜索で押収された証拠品のテレビ映像を見ると、こんなフレーズがプリントされたカーテンがいくつもあった。

  • なぜカーテンを盗んでいたのか(写真は記事とは関係ありません)
    なぜカーテンを盗んでいたのか(写真は記事とは関係ありません)

家族「汚い部屋だったので、入らなかった」

 

   報道によると、容疑者の男は2016年9月19日未明、岐阜県瑞浪市内の書店の屋外に設置された証明写真機のカーテン5000円相当を刃物で切断して盗んだ疑いが持たれている。男は、多治見署の調べに対し、「間違いありません」と容疑を認めているという。

 

   男の自宅を家宅捜索した結果、盗んだとみられるカーテン約100枚が見つかって押収された。15年6月ごろから瑞浪市など県内3市内で10件ほども同様の被害が報告されており、多治見署では、余罪を調べている。前出の書店に証明写真機を設置したメーカーが防犯カメラを付けたところ、カーテンを切断する犯行の一部始終が写っており、男の割り出しにつながった。

 

   犯行の動機は報じられていないことから、ネット掲示板などでは、「すごく不可解」として、様々な憶測が書き込まれている。

 

   多いのが、変わった趣味のコレクターなのではないかというもので、カーテンにくるまって寝ていたといった説なども出ている。

 

   多治見署の副署長は2月3日、J-CASTニュースの取材に対し、家宅捜索したとき、カーテンは男の部屋の中に無造作に置かれていたと明かしたが、様々な可能性があるとして、動機について捜査中だとしている。

 

   男の家族は、「カーテンのことは、私にはまったく分かりません。いろいろな物が置かれていた汚い部屋でしたので、私は入りませんでした。警察の方が見えて、そのようなものがあるのを初めて知りました」と取材に答えた。

無言のまま小刀のようなもので切る

 

   書店の証明写真機に防犯カメラを付けた日本オート・フォートの名古屋支店は、犯行状況について、高齢の犯人がわずか数秒間で、カーテンを小刀のようなものでレールのそばから切っていたと取材に明かした。その間、男は無言だったという。

 

   この書店では、数回被害に遭っていることから防犯カメラを付けたそうだ。日本オート・フォートの証明写真機では、岐阜県内で2年前から20~25件の被害があったとし、「動機はまったく分からず、捜査を待つしかないと思っています」と話した。

 

   証明写真機「Ki-Re-i」を設置しているDNPフォトイメージングジャパンでは、岐阜県内で2年前から50件ほど被害に遭っていると取材に答えた。定期的なメンテナンス中に被害を見つけるたびに、新しくカーテンを付け替えていたという。

 

   「カーテンがないと、人通りが多いところでは、利用者が外から丸見えになってしまいます。屋外設置の写真機なら、天気のいい日は、外光が入って顔がとんだような写りになる恐れもあります。ビジネスの支障になりますので、困っていました」

 

   カーテンは、光を通さないように遮光処理がされ、火事にならないよう防炎加工になっていたが、犯行の動機については、思い当たるところがないとしている。

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