テニス・デ杯でまさかの珍事 選手「信じられないほど恥ずかしい気分」

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プレー中の場合は?

   試合終了後に更新された「デビスカップ」公式ツイッターによれば、シャポバロフ選手は審判事務所を訪れ、ボールを当ててしまった主審に謝罪。その後、主審は左目の傷と腫れの影響で、オタワ総合病院に向かったという。

   現地メディアの報道によれば、シャポバロフ選手は試合終了後の記者会見で「チームと母国(カナダ)を失望させてしまった。信じられないほど恥ずかしい気分だ」などとコメント。ボールを当てた主審だけでなく、審判団全員にも謝罪の言葉を送ったという。

   ところで、今回のケースは「プレー外」で起きたハプニングだったが、仮にインプレー時に審判にボールが当たった場合はどうなるのだろうか。テニスのルールに詳しい関係者はJ-CASTニュースの6日の取材に対し、

「常識的に考えて、プレー中であれば、失格になることはありえないでしょう。故意でなければ、の話にはなりますが」

と説明する。

   この関係者によれば、テニスのルール上、どうすれば失格になるのかという厳密な定義は「ない」というが、「遅延行為」や「スポーツマンシップに反する行動」などの違反行為に対する罰則の1つとして、審判は選手に失格を命じる権限を持つのだという。

   なお、この関係者は今回のケースについて、

「主審にボールを当てて失格になったという話は、これまで聞いたことがありません」

とも話していた。

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