タレントのデヴィ夫人(77)が2017年3月8日にブログを更新し、国有地払い下げ問題に揺れる学校法人「森友学園」を支持することを表明した。同学園の教育方針を称えながら、新設予定の小学校の開校資金として100万円寄付したことを報告した。「日本人の誇りと自信を持たせる教育に賛同しています」デヴィ夫人は8日、「モラルを無くした日本人、私は『森友学園』を支持します」と題したブログ記事を公開。冒頭で「今日本はおかしいと思いませんか?」と問いかけると、小金井女子大生刺傷事件や原発避難いじめ、千葉大医学部生集団強姦事件など最近起きた悲惨な出来事を例に挙げて、「本当に日本人の気高い精神はどうなってしまったのでしょう」と憂えた。また「中国の脅威」や「韓国の反日感情」についても言及しながら、「日本人はもっと決然と、威厳を持つべきで、こうした意味でも戦後の教育をし直す必要があるのではないでしょうか」と指摘。その上で「森友学園」の名前を出し、「今まさに連日バッシングを受け問題化されていますが、森友学園の礼儀正しく、善悪を教え、愛国心、正義感を育て、日本人の誇りと自信を持たせる教育に私は賛同しています。本来なら日本政府か文部科学省がこうした日本人の教育方針を行うべきです」と、同学園の教育方針を称賛した。「TV・新聞報道によるバッシングに感化されないで」さらにデヴィ夫人は「経営資金困難のことも取り沙汰されておりますので」とし、森友学園が4月に新設予定の「瑞穂の国記念小学院」の開校資金として100万円寄付したことを報告した。今回は「ひとまず」の寄付だといい、引き続き支援していく意向も示している。最後には「森友学園の多少の行き過ぎは改めていただき、建学の精神に基づき、自由と多様性を重んじた方針は正しい道と言えるのではないでしょうか。日本人の毅然とした精神を伝える教育に私は大変賛同致します。現在多くの病んでいる人々を抱えた日本にこういう学校は必要なのではないでしょうか」と、同学園の必要性を力説。「日本の皆さん、連日のTV・新聞報道によるバッシングに感化されないで下さい。ご自分の意見をもって『森友学園』を守るべきです」と主張し、読者に同学園の「精神的サポート」および「経済的支援」を呼びかけた。
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