2024年 5月 7日 (火)

民放各局の「震災特番」一気に時間短縮 さっさとバラエティーの「番宣」へ

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ツイッター「風化が始まっていると感じる」

   1年前、2016年の「3.11」は、どうだったのか。午後の民放各局は、テレビ朝日が「スーパーJチャンネル」、TBSが「Nスタ」を拡大版(14時前後~19時)として放送。日本テレビ(情報ライブ ミヤネ屋、news every.)とフジテレビ(直撃LIVE グッディ!、みんなのニュース)も2番組にまたがる形だが、14時台から19時まで震災特集を組んでいた。

   なお、昨年の3月11日は金曜日だった。同じ午後でも生放送の情報番組が並ぶ平日と、もともと再放送が多い土曜日は同列では扱いにくいが、5時間から2時間へ、大きく報道時間が減ったことは事実だ。ツイッターでは、

「6年目になると、そうでもなくなるんだなぁとテレビ欄見て思った」
「ラテ欄のテレビ局各局の震災の特番時間を見てると、風化が始まっていると感じる」
「今後年が進むにつれどんどん震災特番も縮小して行くのかな...」
「震災から1年たった時はこの時間も 震災関係のドキュメントとか特番やってたはずなのに6年目の今日は特集やるのも特番、ドキュメントもほんの少しだけ」

といった反応が出ている。しかしその一方で、震災特番を見たくない人もいるようで、番組時間短縮の受け止め方は三者三様だ。

   過去の番組表をさかのぼってみると、震災翌年の12年3月11日は、テレ朝の連続14時間特番をはじめ、各局が合計8時間近く編成。13年は6時間前後、14・15年は5時間前後、震災特集を組むニュース・情報番組があった。

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