2024年 4月 21日 (日)

民進党の「二重基準」をネット指摘 メディアに「(籠池側情報)拡散するな」

ネットでは、辻元氏らに説明を求める声相次ぐ

   すると、ネット掲示板などでは、民進党や辻元氏に対する反発や批判が相次いで寄せられるようになった。民進党などは、籠池理事長側の根拠を示さない発言をもとに昭恵夫人らを追及し、証人喚問まで求めているのに、なぜ身内に対してはかばうのかということだ。

「自分等に都合の悪いことだけ揉み消そうとする」
「マスコミに対する言論弾圧だよね、これ」
「ブーメラン戻って来るの早すぎわろた」

   民進党などの要請を受けたかは不明だが、3月25日の新聞各紙では、籠池夫人のメールは、辻元清美氏に触れた部分がカットされて掲載された。松井一郎大阪府知事は、この日のツイッターで、「これって、民進党の要請を受けた忖度でしょ」と皮肉ったほどだ。

   一方、民進党の玉木雄一郎衆院議員は、26日のツイッターで、辻元氏は、「逃げも隠れもいたしません」として、翌27日に公式に記者会見する予定であることを明かした。これを受けたのか、菅義偉官房長官は、この日の会見で、辻元氏に触れた籠池夫人メールについて、民進党が説明するのではないかとの見方を示し、「承知はしているがコメントしない」とした。

   しかし、玉木氏は、ツイッターで「会見は行わず従来どおりの対応といたします」と前言を翻した。その理由としては、「党として公式コメントを出しており、また、本件で問題をすり替えようとうごめいている方々がいらっしゃる」ことを挙げている。

   辻元氏の国会事務所では、J-CASTニュースの27日の取材に対し、会見の予定は元々なく、玉木氏が勘違いをしたとの見方を示した。

   しかし、ネット上では、辻元氏らに説明を求める声が相次ぎ、根拠の不明な憶測も流れ出して、2ちゃんねるのスレッドの数が27日夕現在で300以上に達する記録的な状態になっている。

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