2024年 5月 3日 (金)

「美肌」の決め手「キメ」の取り戻し方 美容外来の女医が教える12のスキンケア

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一番「キメ」がある赤ちゃんの肌のヒミツ

   つまり、すり鉢状部分に光があたらなくなり影となって見えることで、毛穴が広がったと認識されてしまうのだ。しかし、逆にいうと、光がちゃんとあたって影が消えれば、毛穴は目立たなくなる。飯田さんは、実際に女性の顔の表面に光をあてた映像を見せた。あれほど目立っていた紫色の毛穴が消えた。

高橋真麻&キンタロー。「すごい! キレイになった」
飯田さん「毛穴の影を目立たなくさせるには、肌のキメを整えてあげればいいのです。肌に当たる光がキメのおかげで乱反射され、ふんわりした肌へと変化することができます」

では、「肌のキメ」とは何だろうか。よく言われる言葉だが、わかったようでよくわからない言葉だ。

IKKO「赤ちゃんのスベスベしたお肌かしら」

   そこで、赤ちゃんの顔の表面を顕微鏡で拡大する。すると、無数の細かいシワがびっしりと密集している。まるで畳の表面のように整然とシワが並んでいる。これが「キメ」の正体だ。一方、年配の女性の肌の表面を拡大すると、シワにばらつきがあり、数も少ない。赤ちゃんの肌に光をあてると、密集したシワに乱反射して輝いて見える。年配の女性の肌に光をあてても乱反射しないから光が戻ってこない。暗く見える。だから、毛穴を目立たなくするには、「キメ」を取り戻すのが一番だ。

   日本の大学病院で唯一、女性の美容専門外来がある近畿大学付属病院。皮膚科医の山本晴代教授はそこで毛穴やしみ、くすみなど肌の最新治療を行なっている。

山本教授「毛穴の開きの改善には、IPL(Intense Pulsed Light/インテンス・パルス・ライト)と呼ばれる光を用いた治療方法があります。しかし、保険適用外ですから、当然費用がかかります」
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