2024年 5月 5日 (日)

NHK「ベスト・アニメ100」、ランキング大荒れの理由とは

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組織票=人気の高さ?

   実際、年代別にランキングの1位を見ると、1960年代が「タイガーマスク」、70年代が「機動戦士ガンダム」、80年代が「銀河英雄伝説」と、一般的な知名度の高い作品が選ばれているのに比べ、総合ランキングは異質なラインナップのように思われる。若年層のいわゆる「オタク」(男女問わず)の投票数が多く、それらの結果がランキングに大きく反映されたようだ。

   さらに、男女別に投票結果を分析すると、「TIGER & BUNNY」が女性ランキングのトップ3を独占していることが判明。なんと女性票が96%だという。同様のランキング差は男性ランキング内にもみられ、総合で4位・5位・9位を獲得した「ラブライブ!」は男性ランキングの2~3位を占めている。それにも関わらず、総合ランキングでは女性票に大敗を喫したため、「腐女子の組織票」「納得いかない」「不満」などと騒ぐ人が一部で現れている。

   とはいえ、今回の投票は「1日1回、3作品まで」というルールで約3か月の投票期間を設けており、毎日欠かさず投票すればするほど得票数が伸びるのは明らか。組織票を集めやすいシステムと言えるかもしれないが、言い換えると、それだけ甲斐甲斐しく投票してくれるファンが大勢付いている=高い人気ということもできるのではないだろうか。

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