2021年 9月 21日 (火)

なにごと?胎児の格好で全身布巻き でも癒されるという「おとなまき」って

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   マットの上に横たわる真っ白な「物体」。白い布で全身をくるまれた数人が、部屋の中で寝転んでいる。2017年5月20日「情報7days ニュースキャスター」(TBS系)で放映されたひとコマだ。

   一見ぎょっとする光景だが、これは「おとなまき」と呼ばれる新しいリラックス法で、英BBCにも取り上げられた。考案者に取材した。

  • 「おとなまき」で胎児の姿勢に(写真提供:渡部信子さん)
    「おとなまき」で胎児の姿勢に(写真提供:渡部信子さん)
  • 「おとなまき」で胎児の姿勢に(写真提供:渡部信子さん)
    「おとなまき」で胎児の姿勢に(写真提供:渡部信子さん)
  • 顔を出しているパターン(写真提供:渡部信子さん)
    顔を出しているパターン(写真提供:渡部信子さん)
  • 「おとなまき」で胎児の姿勢に(写真提供:渡部信子さん)
  • 「おとなまき」で胎児の姿勢に(写真提供:渡部信子さん)
  • 顔を出しているパターン(写真提供:渡部信子さん)

「胎児の姿勢が、人間にとって最もニュートラルな姿勢」

   まずは写真を見てもらいたい。非常にインパクトが強いビジュアルとは裏腹に、目的は心身のリラックスにあるという。

   考案したのは、助産院や整体施術院が入る「京都トコ会館」の会館長、渡部信子さんだ。助産師、整体師で、骨盤矯正用の「トコちゃんベルト」開発者でもある。「おとなまき」の原型は10年ほど前、関西の助産師がシーツにくるまってみたところ、心身ともにリラックスできたところから生まれた。赤ちゃんがぐっすり眠れるようにと体を包む「おひなまき」にヒントを得たのだ。ただ当初は、シーツと体のフィット感や通気性に課題が多く、利用者は増えなかったという。その後の改良の中で、渡部さんが2年前に「おひなまき」と同じメッシュの布で成人でも包めるものをつくり、今の形になった。

   取材に応じた渡部さんは「胎児の姿勢が、人間にとって最もニュートラルな姿勢」と説明した。人間は本来、二足歩行で長時間を過ごすのは体にとって負担。また眠る際も、仰向けやうつぶせではなく、ひじと膝を曲げ、丸まって横になるとリラックスできる。ただし、意識して丸まった状態で上から布団をかけただけでは、ニュートラルな姿勢でいつづけるために自分の筋肉を使わねばならず、リラックスしきれない。

   「おとなまき」をするのは、足の指まで外に出ないようにぴったりと包んで、「胎児姿勢」をキープするためだ。包まれた状態でゴロリと転がり、しばらくすると手足や体をゴソゴソ動かす人が多いと渡部さんは話す。回数や時間に決まりはなく、人それぞれ心地よさを感じられればよい。

   現在、全国で約70か所の鍼灸院や助産院で「おとなまき」を体験できる。圧倒的に女性が多いが、年齢を問わないので子どももいる。鍼灸師や柔道整復師の施設では、男性も試しているという。

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