2024年 5月 6日 (月)

清宮100号達成も高校通算トップ3その後の活躍は...

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「分かりやすい数字ではあるが、一方では曖昧な指標でしかない」

   高校通算本塁打数で歴代4位の94本を2010年に記録した伊藤諒介も神港学園だった。卒業後は法政大学に進んだが、4年間のリーグ戦は61試合で2本塁打だった。現在は大阪ガスで内野手としてプレーしている。

   歴代3位の黒瀬健太は15年に通算97本を放ち、ソフトバンク・ホークスに入団したがドラフト順位は5位だった。プロ野球取材を長く手がけているスポーツライターの田尻耕太郎氏は16年1月13日付「Number Web」で、黒瀬について「超高校級」と能力を認める一方で、「高校通算本塁打。分かりやすい数字ではあるが、一方では曖昧な指標でしかない。グラウンド環境や対戦相手のレベルによりけりだし、ましてや自己申告に過ぎない。だから、それが選手の実力とイコールの数値とは言い切れない」とその数値自体には疑問を呈した。黒瀬は甲子園出場経験もなく、初年16年は2軍で15試合、打率.186、本塁打3本だった。

   ただ、高校通算本塁打数の歴代5位以降には日本ハムの中田翔(5位・87本)、西武の中村剛也(8位・83本)、筒香嘉智(11位・69本)ら現役の名スラッガーも多く、相関関係がないわけではない。

   また、清宮の打撃力は球界でも認められているところで、17年6月5日付の日刊スポーツによると、中村剛也は「柔らかい。バットをしならせて打てるから遠心力で打球がより飛ぶ」と評価している。巨人の内田順三・巡回打撃コーチは「遠くに飛ばすし金属バットで打っている感じがしない」「(巨人時代の)松井(秀喜)も2年目から見たけど、筋力、体力、インパクトにぶつける力があった」と日米通算507本の松井を引き合いに出していた。

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