写真家田原桂一さん死去、65歳

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   日本の写真家では最も国際的に活躍した一人、田原桂一(たはら・けいいち)さんが2017年6月6日、肺がんのため東京都内の病院で死去した。65歳だった。各紙が報じた。

   写真家だった祖父の影響で子供のころから写真に親しみ、70年代の初頭にフランスにわたった。パリを拠点に「光」をテーマとした作品を手掛け、77年にアルル国際写真フェルティバル新人大賞を受賞。海外での評価が先行し、その後、日本でも日本写真家協会新人賞、木村伊兵衛賞なども受賞した。光にこだわったアート的な写真で独自のまったく新しい映像世界を切り開いた。

   『世紀末建築』全6巻(講談社)など多数の写真集があり、フランス芸術文化勲章、パリ市芸術大賞なども受けた。2004年には「田原桂一 光の彫刻」が東京都庭園美術館で開かれたほか、14年にはパリ・ヨーロッパ写真美術館で回顧展が開かれた。

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