シンガポールの「キャプテン翼」、佐野翼って? 12戦16点の22歳

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   遠くシンガポールの地でサッカー日本代表入りを狙う22歳のフォワードを、現地メディアが特集した。

   その名前、佐野翼から人気漫画にちなんで「『キャプテン翼』はサムライブルーを夢見る」の見出しで報道。佐野はリーグ戦で今季12戦16ゴールと大車輪の活躍を見せ、なおも「まだまだ成長できる」と野心をのぞかせる。

  • 佐野翼を特集したシンガポール紙「ザ・ニュー・ペーパー」
    佐野翼を特集したシンガポール紙「ザ・ニュー・ペーパー」

「サッカーをするために生まれてきたかのよう」

   佐野翼へのインタビュー記事は2017年6月23日付のシンガポール紙「ザ・ニュー・ペーパー」に掲載された。現在22歳の佐野は静岡の名門・清水商業高校(現・清水桜が丘高校)、順天堂大学を経て、1月にJ1・アルビレックス新潟の下部組織「アルビレックス新潟シンガポール」に加入した。同国「Sリーグ」でここまで全12試合に出場して16ゴールをあげる破格のパフォーマンスを披露している。

   そんな佐野を同紙は、主人公・大空翼の活躍を描く世界的人気サッカー漫画になぞらえて「キャプテン翼」と呼び、大空翼の名言である「ボールは友達」の言葉を引きながら「今季の佐野のプレーを見ていると、彼はサッカーをするために生まれてきたかのようで、足もとのボールを操るのにできないことは何もないかのようだ」と絶賛している。

   インタビューでその呼称への感想を問われた佐野は「プレースタイルからすると、日向小次郎(ひゅうが・こじろう)の方が合っているのではないかと。僕はストライカーなので」。それは同漫画の主要キャラの1人、パワフルさと高い決定力を持つ野心あふれるFWで、同紙はこうした佐野の言葉を「気の利いた返答だ」と表現していた。

「単なるストライカーでは終わらない」

   記事によると、佐野がサッカーを始めたのは5歳。以来「これまでの人生で他にやりたいと思ったものがない」と言うほどサッカー漬けの日々で、親しい兄とよく練習してきたといい「兄とプレーするほどに、僕はどんどんサッカーを好きになっていった」と影響を受けているようだ。

   佐野は清水商時代、1年生の時の全国高校サッカー選手権大会・静岡県予選では決勝で敗退するも得点王・最優秀新人・ベストイレブンに輝いた。2年生の時は同全国大会に出場して1得点している。大学時代は3年生の時の全日本大学サッカー選手権大会(インターカレッジ)で準々決勝まで3試合に出場し、いずれも1得点ずつあげる活躍をしていた。

   現在、Sリーグのタイトル獲得に向けて奮闘する佐野だが、「ここでゴールを取り続けることが日本代表につながると信じている」と、高みを見据えている。

「僕はまだまだ成長できる。単なるストライカーでは終わらず、オールラウンドプレーヤーになりたい。いつか日本代表に呼ばれたい」

   アルビレックス新潟シンガポール公式サイトによると、佐野の注目ポイントは「泥臭くゴールへ向かうプレー」で、目標の選手はFCバルセロナのウルグアイ代表FWルイス・スアレス。今季のスペインリーグ得点王だ。

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