世界最高峰の自転車ロードレース「ツール・ド・フランス」。104回目を数える2017年大会が7月1日(日本時間、以下同)に開幕し、23日まで開催される。全長3540キロにおよぶレースは、ドイツ・デュッセルドルフからスタートし、フランス・パリのシャンゼリゼで決着を迎える。その過酷さから毎年ケガ人が続出することでも知られるが、今大会初出場となるパヴェル・ポリャンスキー選手(ポーランド)の「脚」画像が、「大会の厳しさを物語る」として注目を集めている。「Ohmygood!!!.」この画像はポリャンスキー選手が19日、自身のインスタグラムに投稿した。太ももからつま先にかけ、全体的に血の気が失せたように青白くなっており、血管が痛々しく浮かび上がっている。「AftersixteenstagesIthinkmylegslooklittletired」とコメントが添えられており、どうやら16ステージ(全21ステージ)を終えたのち、自身の両脚を撮影したようだ。16ステージは165キロの行程で争われた。15ステージを終えすでに2664キロを走破しており、この日は連日の猛暑に加え、横風が強く吹きつけるなど選手を苦しめた。レースのし烈さがひしひしと伝わってくるこの画像。コメント欄には、「Ohmygood!!!.」「Greatwork,toughjob」「Respect!」と驚きの声や励ましのメッセージなどが多数寄せられた。中には、にわかに信じられないのか、「Isthisrealorphotoshopped?」と、画像編集ソフトを使ったと思わせるほど衝撃を受けていたユーザーもいた。なお、ポリャンスキー選手は18ステージを終えて、個人総合81位。日本人で唯一出場している新城幸也選手は108位につけている。
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