アルミ風船で京王線などストップ 噂されたオペラシティは配布を否定

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   東京都渋谷区の京王電鉄・京王新線の初台駅でアルミ風船が電車に引っかかり、電車が2時間ほどもストップした。

   風船の配布元については、ツイッター上などで根拠のない噂も出回り、関係者が困惑している。

  • アルミ風船でまた電車がストップ(写真はイメージ)
    アルミ風船でまた電車がストップ(写真はイメージ)

駅のホームには風船持った子供たちがいたが...

「初台駅に来たらやたらアルミ風船持ってる子供が多くて嫌な予感してたんだけど」
「ホームにいるキッズの大半がアルミ風船を持ってる。はは、勘弁してくれよ...」

   2017年8月23日夕、駅の看板などから、電車のストップはアルミ風船が原因との情報が広がると、ツイッターにはこんな不満が渦巻いた。実際に、子供たちがアルミ風船を手に駅のホームにいる写真も投稿されている。

   京王電鉄の広報部にJ-CASTニュースが24日に聞いたところによると、アルミ風船は、駅員が改札の外から流れ込んでくるのを見つけた。初台駅は、地下にあり、地下街の通路を飛んできたらしい。駅員は追いかけたが、風船は風の流れでそのままホームに入ってしまった。

   駅員は、幡ケ谷駅に向けて走り出した電車の後ろから2両目のパンタグラフに風船が引っかかったのを確認し、電車は17時28分ごろに緊急停止した。風船は、電車の地下トンネル内にも入り込んだ形だ。

   風船を探したところ、割れて残骸だけになっていた。車両点検などのため、電車は運転を見合わせ、19時35分ごろになってようやく全線で運転を再開した。

   この影響で、京王新線は、上下線計44本に遅延が出た。帰宅ラッシュ時のため、約3万3000人もの足が乱れた。電車は、都営新宿線にも乗り入れているため、こちらも全線で大幅なダイヤ乱れが発生した。

「イベントのときはアルミ風船を配らない」

   電車遅延の原因になったアルミ風船については、鉄道各線でも、架線に引っかかるなどして、過去に度々電車がストップしている。各社では、風船はしっかり持つよう呼びかけたり、入れて歩くビニール袋を配布したりして対応している。

   京王電鉄によると、電気トラブルが起きて送電がストップしたり、架線がショートして切れてしまったりする可能性はあるそうだ。そうなれば、さらに大きな影響が出ることは避けられない。

   ツイッター上では、風船を持って地下鉄に乗るべきではないとの声が出ており、「アルミ風船は持ち込み禁止にしていいよもう」との意見もあった。初台駅近くにある東京オペラシティ内のイベントで配っていたとの噂も流れており、地下鉄の近くで配るのはどうかと批判も出ている。

   これに対し、東京オペラシティビルの業務部は8月24日、J-CASTニュースの取材に対し、ビル内のイベントで風船を配ったことを否定した。

   「そもそも昨日はイベントをしておらず、噂が出回っていることに困惑しています。近くに地下鉄があることも考えて、イベントを行う場合にはアルミ風船を配らないようにしています」

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