「恋するペンギン」グレープ君、死の直前まで... 担当者が明かす「最後の瞬間」

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   「グレープ君が昨日、亡くなりました」。東武動物公園(埼玉県)が飼育していたフンボルトペンギンの「グレープ」君について、園の公式ツイッターが伝えた。21歳だった。死因は調査中。

   グレープ君は、人気アニメ「けものフレンズ」に登場するフルルというキャラクターのパネルに「夢中に見える」として人気を集めてきた。インターネット上には、「楽しい思い出をありがとう」などと死を悼む声が広がっている。

  • フルルのパネルをじっと見つめる姿で話題を集めた(東武動物公園提供)
    フルルのパネルをじっと見つめる姿で話題を集めた(東武動物公園提供)
  • グレープ君のために、「フルル」のパネルはコラボ終了後も設置が継続された(東武動物公園ツイッターより)
    グレープ君のために、「フルル」のパネルはコラボ終了後も設置が継続された(東武動物公園ツイッターより)

「天国でゆっくり休んでね」

   東武動物公園は2017年10月13日朝、園の公式ツイッターで「グレープ君が昨日、亡くなりました」と報告。あわせて、フルルのパネルに寄り添うように立つグレープ君の写真を掲載し、

「これまで応援してくれた皆様本当にありがとうございました。また、グレープ君を最後まで見守ってくれたフルルもありがとう。そして、グレープ君長い間ありがとう。天国でゆっくり休んでね」

とのメッセージを投稿した。

   東武動物公園は11日から体調不良のためグレープ君の展示を中止しており、ペンギン舎の裏にある部屋で静養させていた。J-CASTニュースの13日昼の取材に応じた園の広報担当者は、

「(展示中止の)前日まではエサもよく食べていて、特段変わった様子はなかったのですが、その後急激に体調が悪くなり、12日の14時30分頃にそのまま息を引き取りました」

と話した。死因は調査中だが、「2週間後には検査の結果が出ると思います」とした。

   園側はグレープ君が静養のために移動した際、フルルのパネルも彼のすぐ近くに移動させていた。そのため担当者によれば、

「最後の瞬間まで、フルルはグレープ君を見守っていました」

という。

フルル役声優も「寂しい気持ちでいっぱい」

   フルルとの関係から「けもフレ」ファンに愛されてきたグレープ君の死に、ツイッターやネット掲示板には、

「楽しい思い出をありがとう、天国でゆっくり休んでください」
「グレープ君、今日まで皆に笑顔をくれてありがとう。次はフレンズになってフルルと一緒にいれるといいね」
「グレープ君... いつまでもフルルとお幸せに」

といった悲しみの声が殺到。また、園の担当者によれば、「グレープ君に花を送りたい」などの問い合わせの電話も寄せられているという。

   実際、ツイッターで多くつぶやかれた言葉を集計する「Yahoo!リアルタイム検索」には13日正午時点で、「グレープ」「フルル」「東武動物公園」などの関連ワードがランキングの上位5位を占めている。

   また、グレープ君の死を受けて、「けもフレ」の公式アカウントは13日朝、

「フルルと並んでくれた愛くるしい姿、深く心に刻まれております。どうか安らかにお眠り下さい」

と追悼のツイートを投稿。フルル役を演じた声優の築田行子さんも同日のツイッターで、

「フルルを好きになってくれてけものフレンズを一緒に盛り上げてくれて本当にありがとう。こんなに早くお別れが来てしまうとは思ってなかったので寂しい気持ちでいっぱいですが、天国に行ってもフルルのことを見守ってて欲しいなと思います。グレープ君のご冥福を、心からお祈り申し上げます」

と突然の死を悼んだ。

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