オーストリアで2017年10月15日(現地時間)投開票された国民議会の総選挙で、反移民政策を掲げる中道右派の国民党が第1党の座を確実にし、党首のセバスティアン・クルツ氏(31)の首相就任が濃厚となっている。世界最年少の国家指導者になる可能性やその端正な顔立ちも相まって、選挙結果は日本でも関心を集めた。イケメン世界ランクNo.1はクルツ氏は1986年生まれの31歳。2013年に27歳で外相に任命され、今年5月に国民党の党首に就任した。選挙結果は日本でも報じられ、ツイッター上でも「めっちゃイケメン」「イケメンすぎでは???しかも若い」といった反応がされることとなった。「『世界イケメン首相』のメンバーに入った」との声もある。アメリカの「HOTTESTHEADSOFSTATE」というウェブサイトでは、以前から世界の国家指導者や国家元首の容姿を評価した男女混合のランキングを発表しており、199人のうち1位にはカナダのジャスティン・トルドー首相(45)が選ばれている。2位以下はブータンのワンチュク国王(37)、メキシコのエンリケ・ペニャ・ニエト大統領(51)、ハイチのジョブネル・モイーズ大統領(49)、フランスのエマニュエル・マクロン大統領(39)と続く。日本勢は48位に安倍晋三首相(63)、天皇陛下(83)が77位にランクインした。同ランキングが更新されれば、クルツ氏の上位入選可能性もあり得るだろう。今回の選挙結果を受け、「イケメンすぎて顔だけで世界を平和にできそう」というツイートもされたが、一方で今後を不安視する声もあがっている。「余りにも若くて少し心配です」「若くてイケメンでも移民排斥派なのでビミョーな感じだなあ」「いつもなら、イケメン、イケメンと繰り返すのに、右派政権だから、余りオーストリアが話題にしない気がする?」(原文ママ)国民党は単独で議会の過半数に達していないことから、極右政党の自由党と連立政権を組む可能性が指摘されている。
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