2024年 5月 3日 (金)

「歩きスマホ」ハワイで禁止条例 東京はまだ、「働き盛り世代」の事故最多

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東京都では5年間で193人が救急搬送

   東京消防庁は、2012年~16年の5年間、同庁管内における「歩きながら」「自転車に乗りながら」スマホを操作していた際の事故で、少なくとも193人が救急搬送されたとサイト上で説明している。「ぶつかる」という事故が半数に迫る88人となっている。年代的に見ると、搬送された人数が最も多かったのは40歳代だった。次いで20歳代、30歳代と続く。歩きと自転車両方を含む数だが、働き盛り世代が「ながらスマホ」で事故に巻き込まれるケースが顕著だ。

   場所では「道路・交通施設」が154人と断トツで、うち駅での事故が42人。ホームからの転落事故は13人と決して少なくない。

   全国の鉄道各社では2017年11月1日~30日、「やめましょう。歩きスマホ。」と題したキャンペーンを実施する。駅構内や車内にポスターを掲示するなどして、乗客への啓発を図る。

   それでも、なかなか歩きスマホをやめない人が多いのも事実だ。東京都港区では、区民から、歩きスマホを含めたスマホの迷惑使用について条例での禁止と罰金化を求める意見が寄せられた。区側はサイトで、歩きスマホについて「問題あり」と認めつつ、現段階では注意喚起や啓発活動の継続によりルールを守るよう呼びかけていく姿勢を示している。

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