2018年 8月 18日 (土)

売り手市場に企業真っ青? この時期に「採用活動まだ継続」の割合は

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   空前の売り手市場とも言われる2017年の就職戦線。対象の18年春卒業予定の大学生らの内定率は9割を超え、終息に向かいつつある一方で、企業の半数以上が現在も採用活動を続けている、という結果が出た調査もある。

   内定をもらいながら就活を続ける学生もいるが数パーセントで、残り少ない学生をめぐって企業の争奪戦が繰り広げられている。

  • 学生の内定率は高いが、企業は人手不足にあえぐ(画像はイメージ)
    学生の内定率は高いが、企業は人手不足にあえぐ(画像はイメージ)

内定率は9割超え

   就職支援のディスコ(東京都文京区)が17年10月24日に発表した、1日時点の内定率(理系の場合は院生を含む)は92.7%と9割を超えた。前年同時期より1.5ポイント上がっており、09年春卒業生以降のここ10年の数字と比べて最も高くなっている(面接解禁時期は年により異なり、17・18年卒では4年生の6月)。

   また、内定者のうち94.1%が就職先を決め、就活を終えた。また、就活は終えたが、就職先をまだ決めておらず複数の内定を持ったままの人も1.2%いる。就活を続けている学生は3.7%おり、前年同時期の調査より0.5ポイント低くなっている。前年より内定率は上がり、「内定は持ちながら就活継続」をする学生は減ったということは、争奪戦はより厳しくなっているということだ。調査はネットを通じて実施し、モニター学生1225人から回答を得た。

   一方、総合人材情報サービスのアイデム(東京都新宿区)は11月1日、企業の新卒採用担当者766人を対象に、10月1日時点の状況をネットで聞いた調査の結果を発表した。既に採用活動を終えたのは18.7%にとどまり、半数以上の56.0%が現在も活動を行っていると回答した。前年同時期より8.4ポイントも高くなっている。また、内定者数の予定に対する充足率が「80%以上」と答えたのは、43.0%どまりで、半数を下回った。

   こうした結果について、同社「人と仕事研究所」では、「前年よりも採用活動の進みが遅いことがうかがえる」「本年の採用活動の厳しさをうかがわせる」などと分析している。

   学生らの間では、大企業の人気が高く、「採用難」は中小企業にとって、より厳しい状況となっている。たとえば、日本テレビの日テレNEWS24(ネット版)は10月5日、「『超売り手市場』中小企業の採用ピンチ」と見出しを立て、内定を出したものの学生から断られるなどして「大ピンチ」に直面する中小企業の採用担当者の奮闘ぶりを紹介していた。

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