2024年 3月 19日 (火)

神戸マラソンで「コスプレ規制」 あの名物ランナーはこう対応した

   神戸市内のコースで2017年11月19日に行われた神戸マラソンで、陸連登録者の仮装が禁止され、名物ランナーが派手なコスプレを控える事態になった。

   大会事務局は、安全上などの理由から一般ランナーにも推奨しないとしているが、ネット上では、是非を巡って論議になっている。

  • 今回は「スポーツウェア」で走った「マラソンサニー」さん(写真は、あっこ@ainwinelandさん提供)
    今回は「スポーツウェア」で走った「マラソンサニー」さん(写真は、あっこ@ainwinelandさん提供)
  • 写真は、Ni-co‏@tomoyon15さん提供
    写真は、Ni-co‏@tomoyon15さん提供
  • 今回は「スポーツウェア」で走った「マラソンサニー」さん(写真は、あっこ@ainwinelandさん提供)
  • 写真は、Ni-co‏@tomoyon15さん提供

名物ランナーは、アニメ登場のサイクルウェアで走る

   仮装の禁止は、神戸マラソンの参加案内やホームページ上で告知された。ホームページの「ランナーの皆さんへお願い」では、陸連登録者に対し、「競技服装での参加をお願いします」と呼びかけた。

   さらに、陸連登録者以外の一般ランナーについても、スポーツイベントにふさわしくない服装は認められないとしている。顔全体を覆っているものや、転倒の恐れがある下駄などは、安全上の理由から禁止とした。また、尖ったものを持ったり、裸に近い姿になったりすることも認めていないほか、政治・宗教上のPRや広告・宣伝なども禁じている。

   仮装禁止の影響を受けたのが、前回はテレビアニメ「プリキュア」のキャラに扮して走った「マラソンサニー」さんだ。神戸マラソンを含む各地の大会に、コスプレ姿で参戦する名物ランナーとして知られる。陸連登録者で2時間30分台で走る実力があるとされるが、今回は、コスプレを控えたとツイッター上で明かした。代わりに、スポーツウェアで走ったという。

   ただ、よく見るとその服装は、自転車レースを描く漫画「弱虫ペダル」に出てくるサイクルウェア姿だった。再田さんは、「ギリギリの線はこの辺」と説明している。なお、陸連の登録は17年度で止めて、コスプレで走ることは続けるという。

   陸連登録者の仮装が禁止されるなどしたことについて、ツイッター上では議論になっている。

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