2018年 10月 19日 (金)

頑固な便秘の陰に腸が動かない「停滞腸」 「もち麦」の活用と、おへそのツボで解決

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【あさイチ】(NHK)2017年11月21日放送
なぜ動かない!便秘女子を襲う「停滞腸」、もち麦が解決!

   女性のお悩みの中で一番多い「頑固な便秘」。その原因の1つとして最近注目されているのが「停滞腸」。本来は、常に動き続けているはずの腸が、ほとんど動かなくなってしまう症状だ。

   番組では、「停滞腸」を自分で改善できるお腹のマッサージ法と、食物繊維たっぷりで腸の働きを活発にしてくれる「もち麦」料理の基本を紹介した。

  • 炊き立てのもち麦。パワーの源は食物繊維
    炊き立てのもち麦。パワーの源は食物繊維

腸が下水管のように真っ黒に、がんのリスクも

   番組の冒頭、ショッキングな映像を公開した。「停滞腸」の女性の腸内を内視鏡で写したもの。健康な人の腸と比べると、色は黒ずみ、まるで下水管のように壁が汚れ、デコボコにただれている。腸が真っ黒になるのは、便秘だからと強い下剤を使い続けた結果だ。また、デコボコになっているのは炎症を起こしているから。年間1万人以上の患者の腸を診ている「小林メディカルクリニック」の小林暁子院長はこう説明する。

小林院長「腸の機能が低下し、ひどい場合は自力で排便できなくなるため、下剤を使い続けるのです。慢性的な便秘で腸内環境が悪化し、腸管に水分がたまり、肩凝りや冷え性の原因にもなります。また、腸内でたまった便が腐敗して、有毒なガスが血液に乗って全身に回ります。ニキビ、肌荒れなどの肌トラブルやアレルギー、さらにがんのリスクも高めてしまいます」

   自分で停滞腸をチェックできる5つのポイントがある。5つのうち3つ以上該当すると、停滞腸の可能性があるという。

(1)朝食を食べない日がある。
(2)冷たい飲み物や食べ物が好き。
(3)いつもお腹が張っている。
(4)おへその周辺や腰が冷えている。
(5)腹筋が弱い。

   そこで小林院長が、9人の便秘の女性の腸内を調べてみると、停滞腸の人が7人もいた。残りの2人も停滞気味とのことだった。小林院長は、停滞腸を改善する3つの習慣とエクササイズを9人にアドバイスした。

お腹のタッピング、おへそのツボ押しが効果

   (1)モーニング・ウォーターを飲む。毎日起きたらコップ1杯の水またはお湯を飲む。習慣にすることで腸を動かすスイッチの役目を果たすという。

   (2)タッピングをする。おへそを中心に、おなか全体を指のはらでたたく「タッピング」を30秒から1分ほどする。これは、副交感神経の働きを高める効果がある。「痛気持ちいい」くらいの強さで行なう。服の上からでもOK。

   (3)「天枢」(てんすう)と呼ばれるお腹のツボを押してマッサージする。「天枢」はおへそから両側、指3本分のところにある。ここを1~2分マッサージする。ここを刺激すると、腸のぜん動運動が促進されるのだ。

   そして最後に「食物繊維が多い食べ物をたっぷりとること」を強調した。食物繊維といえば、番組が注目したのが、最近、スーパーフードとして人気が高まっている「もち麦」だ。お米にうるち米ともち米があるように「もち麦」はもち性の大麦。モチモチした食感があるうえ、食物繊維の含有率が非常に高いことで知られている。大妻女子大学の青江誠一郎教授(栄養学)がこう説明する。

青江教授「食物繊維には2種類あります。不溶性食物繊維は、腸を刺激したり有害物質を吸着したりして排便を促す働きがあります。また、水に溶けてドロドロになる水溶性食物繊維は、腸内細菌のエサになり、善玉菌を増やして腸内環境を改善する働きがあります。両方をバランスよくとることが腸には大事なのですが、日本人は水溶性食物繊維が不足する傾向があります」

   この水溶性食物繊維の不足を補ってくれるのが「もち麦」なのだ。水溶性食物繊維の含有量のトップクラスは、ごぼうやにんにくだが、もち麦はその2倍以上含んでいる。また、不溶性食物繊維も「王者」の枝豆やブロッコリーと同程度含んでいる。青江教授は「両方がここまでバランスよく含まれている食材はほかにはない」と強調した。

もち麦を2週間食べたら、善玉菌が1割から6割に増えた

   番組では、小林院長の診察を受けた「停滞腸」の9人の女性にもち麦生活にチャレンジしてもらった。もち麦が3割入ったご飯を、毎日朝と夜の2回、好きな食べ方で2週間食べる(もち麦1日約40グラム)。2週間後、青江教授の研究室で腸内細菌の状態を調べると、9人中5人が善玉菌の比率が増えた。特に1人の女性は、最初は善玉菌が1割もなかったのに、何と6割以上に向上した。また、エコーで腸のぜん動運動の状態をチェックすると、9人全員に腸の動きの改善が見られた。

青江教授「もち麦は食物繊維が多すぎるくらいなので、下痢などの異変があったら、少量から始め、徐々に量を増やすよう調節してください」

   番組では、フランス料理シェフの秋元さくらさんが、もち麦のゆで方の基本を教えた。あらゆる料理に使えて便利だ。材料はもち麦100グラム、塩ひとつまみ、水600ミリリットル。鍋に水を入れて沸騰させる。もち麦と塩を加え、中火で20分ゆでる。ザルに上げて水気を切り、ぬめりを落としてできあがり。

秋元さん「調理のポイントは2つあります。1つめは、沸騰したお湯にもち麦を入れること。お湯が沸いてから加えると、もち麦特有のモチモチ食感が際立つのです。2つめは、塩を少し加えること。もち麦の甘みが引き立ちます。ゆでたもち麦を水に漬けても栄養は逃げません。ぬめりを落とすと、そのままサラダなどの料理にすぐに使えますし、ラップをして保存することもできます」
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