2024年 5月 3日 (金)

金正恩「核武力完成」を宣言 米専門家「米全土に届く」 が、核弾頭搭載、再突入技術は未だ?

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再突入の技術は?

   重さの問題に加えて、ICBMをはじめとする弾道ミサイルの技術的な関門は、再突入時の高熱から弾頭を保護することだとされている。「火星14」発射を伝える朝鮮中央通信の記事の中で、

「再突入の際、数千度の高温、高負荷と振動にさらされたが、弾頭の先頭部の温度は25~45度に維持され、核弾頭爆発制御装置も正常に動作した」

とアピールしているが、実際に北朝鮮が再突入技術を確立しているかどうかは明らかではない。

   北朝鮮はテロ支援国家に再指定した米国への批判を強める一方で、現時点では核の先制攻撃には否定的だ。11月28日、朝鮮中央通信は外務省米国研究所の

「最近、米国と西側の一部政策研究機関と言論が、われわれのいわゆる『無慈悲な核攻撃計画』なるものを公開して、われわれが民間対象と軍事対象を選ばず、米国とアジア国に対する無差別な『核攻撃を加えようと』しているという途方もない主張を流している」

などとする談話を配信している。

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