2024年 4月 28日 (日)

ANAがJALに「追いつけ、追い越せ」 サービス強化で「Wifi無料化」「座席モニター」

来店不要なのでコロナ禍でも安心!顧客満足度1位のサービスとは?

A350-900と国内線向けB787の座席はどうなる

   ANAは17年12月20日、さらにサービスを充実させることを発表。18年12月にWifiを無料化し、19年年度下期以降、ボーイング777型機と787型機の座席にモニターとUSBの充電ポート、PC用の電源をつける。

   座席にモニターがつくのは国際線では一般的だが、国内線ではスターフライヤーが導入している程度で少数派だ。ANAも17年9月に導入を始めたエアバスA321neoで初めて国内線機材では全席にモニターをつけたが、まだ2機しか飛んでいない。777と787にモニターや電源がつくとなれば、東京-福岡、大阪、札幌、那覇といった幹線を利用する人の利便性が向上しそうだ。

   国内線は市場が飽和していることもあってJAL・ANA両社の運賃は大きく変わらないため、設備の差で便が選ばれると見る向きもある。JALは「機内Wifi無料」を強調する「嵐」出演のCMを放送して差別化を図っていたが、新たな一手を迫られそうだ。

   2019年には、JALでは国際線のみに就航していた787型機が国内線にも導入され、同年度に最新鋭旅客機のエアバスA350-900型機が国内線にお目見えする。このタイミングで座席が改良される可能性もありそうだ。

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