2019年 9月 20日 (金)

高校サッカー過密日程に長友佑都が苦言 野球は春のセンバツからタイブレーク制を導入

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大会長期化だと経費負担が増える懸念

   ほかの高校スポーツの全国大会でも、状況はサッカーと似ている。第97回全国高校ラグビー大会(17年12月27日開幕)の場合、決勝でぶつかった東海大仰星と大阪桐蔭(ともに大阪)は2回戦から登場したが、12月30日から18年1月8日の10日間に5試合、ほぼ2日に1試合ペースだった。第70回全日本バレーボール高校選手権大会(春高バレー)は、男女とも1月4日に開幕し8日に決勝となった。決勝は男子が鎮西(熊本)―洛南(京都)、女子が金蘭会(大阪)―東九州龍谷(大分)の組み合わせとなったが、ノーシードだった洛南と金蘭会は5日間で6試合をこなした計算だ。特に1月6日は3回戦と準々決勝が行われ、2試合を戦い抜いた。

   投手の連投が問題視されてきた高校野球では、今年の春の選抜大会からタイブレーク制が導入される。延長戦になった場合、13回から無死一、二塁の状態で攻撃が開始される。県大会、夏の甲子園大会でも導入されることになった。

   いずれにしろ、過密日程問題は選手である高校生の体調を考えると、大きな負担になっているのは間違いない。ゆるやかな日程を組めれば、それに越したことはない。ただ現時点では、実現性は厳しいと前出のサッカージャーナリスト・石井氏は話す。学業優先なのはもちろんだが、大会が長期化すると別の問題が生じる。滞在費や移動費といった経費がかさむのだ。プロスポーツのようにスポンサーがついているわけではないので、保護者や卒業生の寄付が頼りになるが、大勢の部員が仮に1か月、ホテルで暮らすとなったら負担は大きい。「結局は『金持ち校』の大会になる懸念があります」と指摘する。

   残る道は大会出場校を絞ることだが、これには参加校自体が反対するだろう。いまのところ、関係団体などから過密日程問題の解消へ向けての動きはみられない。

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