2024年 3月 29日 (金)

ネットの流行語「エアプ」って何? ゲーム用語が拡大...「母親エアプ」「雪国エアプ」も

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   「お前××エアプかよ」「私××エアプだから」――こんな言葉を、ツイッターなどで聞いたことがないだろうか。

   ここ最近、ネット上でちょっとした流行語になっているのがこの「エアプ」だ。元はゲームファンの間で使われていた言葉だが、現在ではかなり広い場面で使われるようになった。

  • ネットで広がる「エアプ」と「エアプ叩き」
    ネットで広がる「エアプ」と「エアプ叩き」
  • ネットで広がる「エアプ」と「エアプ叩き」

「あたしおかあさんだから」論争にも

「やっぱのぶみは育児エアプやわ」
「そもそものぶみがおかあさんエアプやん!」
「(自分が)お母さんエアプなんじゃないかってぐらい(歌詞に)まったく共感できない笑」

   2018年2月、ネットを中心に議論を呼んだのが、絵本作家・のぶみさん作詞の歌「「あたしおかあさんだから」だ。母親の「自己犠牲」を美化しているのでは、などと批判を浴び、最終的に作詞者が謝罪にまで追い込まれた。

   この論争の中で、ツイッターで一部の人が発していたのが上記のような「母親(お母さん)エアプ」「育児エアプ」といった言葉である。

   エアプは、「エアプレイ」を略した表現だ。「エアギター」のように、特定のゲームを「プレイ」していないにも関わらず、ネット上で聞きかじった話などを元に、まるでプレイしているかのように発言することを指す。普通の日本語なら、「知ったかぶり」がニュアンスが近い。

   キーワードのネット検索件数の推移を記録する「Googleトレンド」によれば、2014年下半期ごろから急速に注目度が上昇した言葉で、直近の1カ月でも、ツイッターでは1日1000回前後つぶやかれている(Yahoo!リアルタイム検索)。

   本来は「ゲーム」の分野に限って使われていたが、上記のように最近では、現実での経験などに関しても、相手の「知ったか」を叩く用途で使われることが増えている。

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