愛知県のテーマパーク「レゴランド」を運営するレゴランド・ジャパンは、2018年2月8日、同ランドに隣接する場所に水族館を建設することを発表した。開業日は4月15日で、「見て、さわって、学んで」をテーマにした体験型の水族館になるといいレゴランドと併設する施設ならではのコラボレーションも行われるという。名古屋ならではの「木曽川」ゾーンも 11のゾーンを持つ体験型水族館水族館「SEALIFENagoya」は、レゴランドの隣接地に建設されているレゴランド・ジャパン・ホテル内に併設される。「SEALIFE」は世界50か所に展開しており、海外ではすでにレゴランドに併設され、コラボしている場所もあるという。館内は11のエリアに分かれており、「見て、さわって、学んで」のテーマのもと、海の生き物に触れ、成体について学ぶことで来場者が海へ興味を持つきっかけとなる施設を目指すという。それぞれのゾーンには異なるテーマが掲げられており、浦島太郎が竜宮城を訪れるおとぎ話の世界、沈没船、熱帯、愛知県ならではの木曽川をイメージしたゾーンなどが用意されている。また、「タツノオトシゴのすみか」では、他の「SEALIFE」の同ゾーンの中でも最大の水槽が使用されるという。そうした見て楽しむゾーン以外にも、海の動物と触れ合えるコーナーや、幼稚園生から中学生まで、年齢に応じたワークショップも提供され、水族館職員の仕事を見学できるバックヤード体験ツアーなども予定されている。新たな集客の目玉となるかレゴランドは、開園当初は入場料や園内の食事が高額であると指摘され、定期的に割引を行い、17年の夏には1度ワンデイパスポートを購入すると、もう1日分をプレゼントするキャンペーンを行うなど、主に値下げや割引キャンペーンでの集客策を打ち出してきた。「外観から内観に至るまでレゴブロックの世界が広がる」(公式サイトより)というホテルと、その中に併設され、同じく内装やオブジェにレゴブロックをふんだんに使用するという「SEALIFENagoya」は、新たな集客の目玉となれるだろうか。
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