金正恩氏、妹・与正氏の訪韓報告に「満足」 「腕組み写真」で親密アピール
2018.02.13 13:35
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韓国側に「謝意」、「関係改善の発展方向を具体的に提示」
正恩氏は報告を受けて「満足を表した」といい、
「南側が高位級代表団をはじめ冬季オリンピックに参加したわが方のメンバーの訪問を格別に重視し、便宜と活動をよく保障するために誠意の限りを尽くして努める姿が印象的であったと述べ、謝意を表した」
などと韓国側の対応を高く評価。「今後の北南関係改善の発展方向を具体的に提示」したという。
正恩氏は、玄松月(ヒョン・ソンウォル)氏率いる三池淵(サムジヨン)管弦楽団とも面談。公演が盛況だったという報告を受け、
「文在寅大統領夫妻をはじめ南の同胞が公演を見て熱く答えて歓呼し、満足を表したのなら、自身もうれしいと語った」
という。
菅義偉官房長官は2月13日午前の記者会見で、
「(ペンス氏は訪韓前に)総理と十分な時間をかけて会談を行った。今後の方策についても、両国の間で十分にすり合わせている」
などとして「圧力路線」の重要性を改めて強調。2月8日に北朝鮮が行った軍事パレードで、17年に発射された弾道ミサイルと同じタイプとみられるミサイルが4種類確認されたとして、
「これが北朝鮮の実態であり、北朝鮮の『ほほえみ外交』に目を奪われてはならない」
とした。