平昌冬季五輪が日本中を賑わせる中、元フィギュアスケート選手の安藤美姫さんのツイッターにも注目が集まっている。2018年2月16日、フィギュアスケート男子のショートプログラムが行われると、各選手の演技について140字以内にまとめた投稿を始め、解説が分かりやすいと話題になっているのだ。全選手30人を次々と解説 「愛に溢れてて涙」安藤さんは16日の11時頃、「平昌オリンピック2018フィギュアスケート始まってます レベルや点数などまだわからない方もたくさんいらっしゃると思います!そんな方へ、フリースケーティングに向けてこんな見方もあるんだと思って頂けたら嬉しいです是非参考にしてみてください」と投稿すると、30人にも及ぶ選手の演技を1ツイートずつ、140字以内にまとめ、解説を始めた。細かな技術面へのコメントは控えめに、それぞれの選手の簡単なバックグラウンドや演技で注目した場所を解説しながら、実力を出し切れなかった選手へもネガティブなコメントはせず、はげますような言葉を添えている。特に注目を集めたのは、羽生結弦選手らが滑った最終グループの実況で、「25.羽生結弦選手最初静かに始まりその余韻に浸りつつ繰り出された美しいジャンプ表現されたスピンそして最後にかけてピアノの繊細で力強い旋律に乗せたステップ。しいて言うならサルコウ(最初のジャンプ)はもっと流れるジャンプを持っている羽生選手。でもこれはご愛嬌。素晴らしい!!!」「26.NathanCHENこれがオリンピック。う?ん、きっと1番納得がいかないのは選手本人。今日のジャンプは軸が真っ直ぐとれていなかった印象。それによって表現の面でも少し感情も入っていけていなかった印象。フリーがあります。フリーで彼らしい演技を」などと、興奮気味の解説ツイートを投稿した。こうしたツイッターでの解説は好評で、ツイッターには「安藤美姫ちゃんの解説が愛に溢れてて涙」「文字で伝わる彼女の優しさと丁寧さ。スケートファンもそれ以外の方にもみんなに見てもらいたい。絶対見た方がいい」「安藤ミキティの解説Twitterが素晴らしい」「安藤美姫さんのツイッター解説、チラッと見たけど分かりやすい!」といった感想が相次いだ。過去には「解説の仕事が来ない」と嘆くツイッターでの解説は好評な一方、安藤さんは18年2月9日に放送された「モノシリーのとっておき~すんごい人がやってくる!~」(フジテレビ系)で、フィギュアスケートの解説の仕事をしたいものの、実際には「ココッ、ココッ、コレ!、コレーッ!、コレーッ!、あぁもう」「ここからのコレ、ですね。からのココ」と、興奮しすぎて解説出来ず、「お仕事が来ない」と嘆いたことでもネットで注目を集めていた。そのため、「安藤さんはテレビ解説よりSNSのほうが向いているように思います」「安藤美姫の解説凄いな、コレでフィギュア解説の仕事来ないのはしゃべりだといつものあの少し変な解説になっちゃうからなのか」「安藤美姫、TV呼ばれないからTwitterで140文字ぴったりで演技の解説しとる。プロや。」と、ツイッターでの解説に驚きの声も寄せられた。こうして安藤さんがツイッターで解説を繰り広げる一方、メディア露出も多い織田信成選手は、ツイッターに号泣する絵文字だけを投稿し、感情をあふれさせた。
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