2024年 4月 26日 (金)

次長課長・河本「ライバルは平手ちゃん」 吉本が第3の「坂道」グループ

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   「乃木坂46」「欅坂46」に続く第3の「坂道」グループが、吉本興業から発足することになった。事業会社の、よしもとクリエイティブ・エージェンシーが2018年2月21日に発表した。

   「秋元康氏が本気でプロデュースする」「コント感、ゆるいバラエティー感、一切不要のアイドルユニット」がコンセプトで、よしもと所属の芸人やタレント、文化人ら約6000人に応募資格がある。性別、年齢、経験不問。次長課長の河本準一さん(42)は「やります」と即答。「ライバルは平手ちゃんですよ、そりゃそうですよ」と、欅坂46でセンターポジションを務める平手友梨奈さん(16)の名前を挙げて大ぶろしきを広げていた。

  • 吉本興業が第3の「坂道」グループを立ち上げる。左から次長課長・河本準一さん、陣内智則さん、よしもとクリエイティブ・エージェンシーの藤原寛社長、ジミー大西さん
    吉本興業が第3の「坂道」グループを立ち上げる。左から次長課長・河本準一さん、陣内智則さん、よしもとクリエイティブ・エージェンシーの藤原寛社長、ジミー大西さん
  • 記者会見では芸人らが秋元康氏のVTRを見守った
    記者会見では芸人らが秋元康氏のVTRを見守った
  • 100人以上の芸人が出席した
    100人以上の芸人が出席した
  • 8.6秒バズーカーは久々の露出に喜んだ
    8.6秒バズーカーは久々の露出に喜んだ
  • 吉本興業が第3の「坂道」グループを立ち上げる。左から次長課長・河本準一さん、陣内智則さん、よしもとクリエイティブ・エージェンシーの藤原寛社長、ジミー大西さん
  • 記者会見では芸人らが秋元康氏のVTRを見守った
  • 100人以上の芸人が出席した
  • 8.6秒バズーカーは久々の露出に喜んだ

よしもと所属6000人が対象で性別、年齢、経験不問

   都内で行われた記者会見で流された秋元氏のVTRによると、この構想は吉本興業の大崎洋社長が秋元氏に打診して実現。秋元氏は

「吉本坂が、乃木坂、欅坂のように本当にあるのかは分かりませんが、人気も上り坂、下り坂、いろいろあるように、きっと吉本にも坂があるのでしょう。ですから、吉本坂46、これをプロデュースしたいと思います」
「(人数は)まだ決めていないが、最強のグループを作りたい」

などと意気込んだ。

   よしもとクリエイティブ・エージェンシーの藤原寛社長が、ソニーミュージックからのメジャーデビューが決まっていることと、「ゆくゆくの目標」として「東京ドーム公演」「紅白歌合戦出場」の2つを掲げると、会見にいた芸人からツッコミが続出。司会の陣内智則さん(43)も

「そんなことより、ギャラ上げてくださいよ!」

と「参戦」していた。

須藤凜々花は応募できるのか

   他グループとの人事交流を期待する声もあり、河本さんは

「そのうち移籍とかもありますから、絶対。吉本坂できたら欅坂行く人もいるでしょうし。欅坂から吉本坂に入る人もいるでしょうし」

と意気込んだ。過去に秋元氏がプロデュースしたグループの間では、乃木坂46の生駒里奈さん(22)とSKE48の松井玲奈さん(26、15年卒業)が、14年から15年にかけて「交換留学」したことがある。NMB48のメンバーは吉本系列の事務所「Showtitle(ショータイトル)」に所属しているが、吉本担当者によると「吉本坂」への応募はできない。ただ、須藤凜々花さん(21)ら同事務所所属の元NMBメンバーについては、応募の可否について今後詰めるという。

   「一発屋」にとっても朗報だと言えそうだ。藤原氏が「応募してほしい人」について

「ブームになりましたが、ちょっと今のところ仕事がなくなってきてしまっている芸人さんとか...」

と話すと、8.6秒バズーカーが反応。はまやねんさん(26)が、

「ほんまに(会見に)呼んでいただいてありがとうございます。こんな久しぶりにカメラの前で...」
「下り坂なんで、今、吉本坂で上り坂になりたい」

と喜んでいた。

   応募の締め切りは3月上旬。社内審査や秋元氏による最終審査を経て、18年中の活動開始を目指す。

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