2024年 4月 27日 (土)

電子書籍時代、新作漫画のライバルは「セール中の過去の名作」 苦境指摘するフリー編集者のツイート話題に

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「電子書籍市場の恩恵を受けにくい」

   荻野謙太郎氏は、新人作家らはヒットするか死ぬかに近い状況に陥っているとして、こう結論づけた。

「電子書籍市場の過剰な伸びの正体は『面白さが保証されており、かつセールで大幅に値引きをされている過去作のまとめ買い』であって、新作であるがゆえに面白さの保証がなく、値引きもしにくいコミックスの新刊はその恩恵を受けにくい」

   萩野氏はフリーランスとして、漫画「とある科学の超電磁砲」などのヒット作を手掛けていることで知られる。一連のツイートについては、「その観点は面白い」「その通りだろうと思う」といった共感の声や、「従来の新刊本偏重の紙書籍とは違う需要を掘り起こしている、とも言えるのでは」などの感想が出ていた。

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