お笑い芸人のカンニング竹山さん(46)がツイッターで、2018年3月8日から始まる冬季パラリンピックについて、「楽しみだぁ~!と何故言わない!」と発言しネット上で注目を集めている。障害を持つ子供の親などからは「ありがとうございます。たくさん応援します」といった感謝が寄せられる一方で、反発する声があるのだ。「勝った負けたで一喜一憂すればよいのだ!」竹山さんは18年2月26日、どこもかしこも「感動をありがとう!」などと平昌オリンピックのまとめをしていて、それはそれでいいのだけれど、「オリンピックは終わったがさぁ次はパラリンピックだ!楽しみだぁ~!と何故言わない!」とツイッターで苦言を呈した。平昌パラリンピックもトップアスリートの大会であり、障害者が頑張るから応援しよう、といった考えはいらないし、彼らの競技を心から楽しめばいい。「勝った負けたで一喜一憂すればよいのだ!さぁ、パラリンピックも楽しもう!」とツイートした。これに対し、竹山さんのツイッターには、「竹山さん、ありがとうごさいます。もちろん、観ますよ。娘も障害者なので、たくさん応援します」(原文ママ)「竹山さんのパラリンピックへの一言。気のつく方だなあ、と思いました。選手の皆さん、頑張ってください!!」「まだまだ感動は続きます!毎回オリンピック終わるとその話題が出ますよね。メディアには引き続き取り上げて欲しいものです」といった感謝や、多数の賛同のリプライが寄せられたのだが、ネット上の一部ではバッシングが巻き起こることになった。障害を持った選手たちのガッツやファイトから目を背けるな!掲示板やツイッターでは竹山さんの発言に対して、「楽しみじゃないからだよ。楽しみじゃないって考えはダメなのか?」「なんか痛々しくて見てられないんだよね、差別するつもりはないけど、見たくもないもの無理して見ようとは思わない」「こうやって強要するやつがいると否定する感情が生まれてしまうんだよな」などといったことが書き込まれた。こういった否定的な書き込みに対しては、「『楽しみじゃないから』というやつと友だちになりたくない 障がいを持った方のガッツやファイトから目を背けるなよ」といった反論が出ている。こうしたネット上の議論に対して竹山さんは2月28日午後5時までに何の反応もしていない。
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