中国「仮想通貨」に、勝手に名前を使われた!? 日本の出版社・作家が被害訴え

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   中国で計画の進んでいる仮想通貨事業の協力者として名前を無断使用された――。

   日本のコンテンツ事業者からそんな訴えが複数上がり、インターネット上で「本気で怖いな」「厄介そうな事態...」と波紋を広げている。

  • 星海社の「お知らせ」(画像は公式サイトのスクリーンショット)
    星海社の「お知らせ」(画像は公式サイトのスクリーンショット)
  • 星海社の「お知らせ」(画像は公式サイトのスクリーンショット)

「勝手に写真まで使われていました」

   講談社の子会社にあたる出版社の星海社は2018年3月12日、公式サイトで

「現在、中国にて『MOE COIN』という仮想通貨事業が計画されており、その事業計画の資料中、協力者として星海社と代表取締役副社長・太田克史の名前が使われております」

と発表した。

「弊社及び太田は、当該事業とは無関係であり、名前も無断で使用されているものです。ご承知おき下さい」

と、注意を呼びかけている。

   また、世界26か国・地域の50超の「オタク」イベントが結集した「国際オタクイベント協会(IOEA)」も同日、公式ツイッターで「MOE COIN」の資料に「IOEA代表佐藤一毅の名前が使われております」と報告し、「IOEA及び佐藤は、当該事業は関知しておらず無関係です」とした。

   「中国嫁日記」などの作品で知られる漫画家・井上純一さんもツイッターで、「星海社の太田様より連絡があった」とし、「MOE COIN」の資料に名前を無断使用されたと報告した。

   「当該事業とは全く無関係である事を表明します」とした上で、「その資料では、勝手に写真まで使われておりました」と明かしている。

姉妹サイト