チンギス・ハーン落書き事件 子ども向けにコロコロが誌面で謝罪も「外圧」批判くすぶる

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   モンゴル出身の元横綱・朝青龍氏がツイッターで「品格がない」と訴え、駐日モンゴル大使館も抗議するなど、大きな騒動となった小学館の児童向け雑誌「月刊コロコロコミック」2018年3月号に掲載されたギャグ漫画「やりすぎ!!!イタズラくん」を巡り、2018年3月15日に発売された同誌4月号に、改めて謝罪文が掲載された。

   謝罪文はこれまでもウェブサイトなどに掲載されていたが、誌面に掲載されたものは、読者層に合わせて平易な文章で経緯を説明している。

  • 問題の漫画が掲載された「月刊コロコロコミック」(18年3月号、小学館)
    問題の漫画が掲載された「月刊コロコロコミック」(18年3月号、小学館)

読者向けの謝罪文を掲載「大きな間違いをしてしまいました」

   問題になったのは、3月号に掲載された「やりすぎ!!!イタズラくん」の登場人物がチンギス・ハンの肖像画を見て「モンゴルの皇帝 チ( )・( )ン」に「ン」「チ」と書き込み、額に男性器を書き込む描写。

   これを目にした朝青龍氏は、ツイッターで

「よっぼど中国人がましや!!あれ得ない!!悲し涙!!大好きな日本人がこんな風に」
「先祖バカにするお前ら!!品格がない日本人!!許せない!!謝れ!!謝れ!! 謝れ!!どこのゴミの会社!?」(原文ママ、後に削除)

と激怒し、モンゴル大使館も、公式フェイスブックに抗議文を掲載、日本の外務省に抗議する旨をつづっていた。その後、6日には3月号は販売中止になっている。

   コロコロ編集部は紙面で「編集部から読者のみなさまへ」と題して読者に対し、

「モンゴル民族の人たちがとても大切に思っているチンギス・ハーンの絵に、品性に欠けるイラストを描いて載せてしまいました。チンギス・ハーンのことを大切に思っている人たちが、そんなことをされたら、怒るし悲しいよね」

と騒動の経緯を報告し、

「編集部は、そのことに気づくことが出来ず、大きな間違いをしてしまいました。コロコロを読んでくれているみんな、そして今回の件で悲しい思いをしたチンギス・ハーンを大切に思っているすべての人に、心からおわびいたします」

と、謝罪した。

   加えて、この文章の上にはすでにウェブサイト上で公開されている「お詫び」が掲載されている。

対応「評価する」声も上がるも...

   こうしたコロコロの一連の対応については、

「分かりやすい言葉で謝罪を載せた、は評価出来るな。悪い事をしたら素直に謝るのは大切だし」
「子供相手だからこそ、何がいけなかったのか、きちんと理由を書いて謝罪しているのがすごいと思う」
「子供達向けの謝罪文がジワリとくる。謝ることが出来る大人じゃ無いとこういう文面は考えられない。何処かの誰かは見習って欲しいわ」

といった反応もある一方で、騒動が始まってからツイッターや5ちゃんねるなどの一部ではモンゴルからの「外圧」に屈した、と批判する声も上がっている。

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