2024年 4月 24日 (水)

セレッソはACLから「追放されるべき」 主力温存、豪ジャーナリストが激怒

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「Jリーグを優先しなければいけない事情が透けた戦い」

   だが一方で日本国内では、C大阪の戦略に理解を示す声は数多い。そもそもメンバーを大幅に変えた背景には「過密日程」によるコンディション調整への懸念があるのは明らか。18年はワールドカップ(W杯)イヤーのため、各国でリーグ中断期間が長くなり、よりタイトなスケジュールになる。4月は3日(ACL第5節)、7日(J1第6節)、11日(J1第7節)、14日(J1第8節)、17日(ACL第6節)と、中2~3日の連戦続き。次もやはり中3日で、21日にガンバ大阪との大阪ダービーが控える。また、ACLの2戦はアウェー(海外)で行われ、移動の負担もあるほか、3月下旬にはFW杉本健勇やMF山口蛍ら主力が日本代表に招集されて疲労もあった。

   賞金の差もある。2018年のACL優勝賞金は400万ドル(約4億2800万円)だが、Jリーグは「DAZN」と10年間総額約2100億円の巨額な放映権契約を結んだことで飛躍的に上昇。J1で優勝すれば、賞金3億円に加え、「理想強化配分金」としてその後3年に分けて総額15億5000万円が得られる。

   サッカージャーナリストの河治良幸氏は17日、ツイッターで「敗因はひとつではないし、そもそもアジアのホーム&アウェーは厳しい。ただ、Jリーグを優先しなければいけない事情が透けた戦いではありました。ACLに比べればタイトルに手が届きやすく優勝賞金も高い。2~4位も分配金が入る。決定的な費用対効果の差。Jリーグ勢がアジアで勝つために無視できない課題」と指摘していた。

   インターネット掲示板やツイッター上でも

「手抜きしていいんか?」
「とりあえずやる気がないのならACL出ないで貰いたい 他の出たいチームに失礼」
「なんでこんな連戦続いてて中2日で中国いかなあかんねん せめて中3日だろうに」
「ACL予選突破してリーグ降格の2014年あるからな リーグ優先当たり前やし 賞金が違いすぎるからな」

と賛否が分かれている。

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