2018年 11月 14日 (水)

嫌なヤツが高年収なのか、高年収だから嫌なヤツなのか 林修さん番組でネット議論

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   「いい人」と「嫌なヤツ」でどちらが得をするかについて、予備校講師の林修さん(52)が米ブロガーの本を元にテレビで解説したところ、ネット上でその是非などを巡って議論になっている。

   「いい人より嫌なヤツの年収は100万円高い!」。林修さんがTBS系で2018年4月29日夜放送の「林先生が驚く初耳学!」で、こうお題を出したところ、出演者から「エーッ」と驚きの声が上がった。

  • 番組の公式サイト(大阪・毎日放送のホームページから)
    番組の公式サイト(大阪・毎日放送のホームページから)

嫌な人は、人間関係を重視せず同調性が低いタイプ

   「いい人」より「嫌なヤツ」が得することに、ちょっと許せない気持ちが出たかららしい。

   今回のお題は、米ブロガーのエリック・パーカー氏が書いた話題のベストセラー本『残酷すぎる成功法則』(日本語訳は飛鳥新社)からピックアップした。

   いい人とは、人と仲良く付き合いを重んじるタイプを指し、一方、嫌な人とは、人間関係を重視せず同調性が低いタイプを指すという。両者を比較すると、平均年収で、嫌な人の方が1万ドル、日本円にして約100万円高いというのだ。

   これは、米誌「ハーバード・ビジネス・レビュー」の調査から分かったことだとした。話題の本では、短期的に見ると嫌なヤツの方が上手くいく、というデータがたくさんあることも示されているという。

   また、どんなに見え透いていても、ゴマすりは続けた方が効果は絶大であると示されたこともあるという。これは、米スタンフォード大学ビジネススクールのジェフリー・フェファー教授による研究だとした。

   林さんは、ゲーム理論で「囚人のジレンマ」と呼ばれるゲームを出演者にやってもらい、いい人だと損をすることがあることを解説していた。

「ズルい狸経営者のほうが金持ち」「年収の高い奴が嫌いなだけ」

   「嫌なヤツ」が得するかについて、ネット掲示板などでは、番組放送後に様々な意見が交わされている。

   賛同する声としては、「上っ面は好い人だけどめちゃくちゃズルい狸経営者のほうが金は持ってる」「ゴマすって仕事してますアピールが上手い奴が出世し易いのはあると思う」「人を人とも思わないような部分が無いと偉くなんてなれないだろう」といった声があった。もっとも、それを嘆く声もあって、「だから日本の組織はトップがダメになってきたのかも」といった指摘も出ていた。

   一方、疑問視する向きとしては、「そういうのはあるレベルまでは通用してもそれ以上は行かない」「それでトップに登りつめることができるのはどこかブラックな組織」「『ゴマをする』『口がうまい』ってのが嫌なヤツになっちゃうの?」「嫌なやつの年収が高いんじゃなくて、年収の高い奴が嫌いなだけなんじゃ?」などと書き込まれており、解釈などによっても見方が分かれている。

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