2018年 9月 23日 (日)

麻生財務相「セクハラ罪はない」発言、小林よしのり「間違ってるか?」と擁護

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   麻生太郎財務相が「セクハラ罪という罪はない」と繰り返したことが物議を醸すなか、漫画家の小林よしのり氏はこの発言について「間違っているのか?」とブログで擁護した。

   反政権的な思想で知られる小林氏だが、麻生氏のこうした話しぶりを「個性」と表現。「そのくらい一般庶民なら分かってるんじゃないか?」と投げかけた。

  • 麻生太郎財務相(左)の「セクハラ罪という罪はない」発言について、小林よしのり氏が主張
    麻生太郎財務相(左)の「セクハラ罪という罪はない」発言について、小林よしのり氏が主張

「麻生太郎は事実を言っただけじゃないか!」

   小林氏は2018年5月8日更新のブログで、

「麻生太郎が『セクハラ罪はない』と言ったらしいが、間違っているのか? 日本の法律にセクハラを違法として裁いて罰を与える条文があったか? 麻生太郎は事実を言っただけじゃないか!」

と擁護。さらに、

「セクハラが『モラル』としてダメということ、『マナー』として美しくないということくらい、麻生大臣も知っているんじゃないのか? 大雑把な喋り方は麻生太郎の個性であって、そのくらい一般庶民なら分かってるんじゃないか?」

と問いかけた。

   また、仮に罰則化するとなった場合について、

「セクハラに対して、罰を与える法律を作るべきと言うなら、やってみな。共謀罪と同じ『自由』を著しく損なう危険な法律になるだろう。共謀罪で反対したように、わしは『自由』を狭める恐れのある法案には反対する!」

と主張。テロ等準備罪(政党やメディアによっては共謀罪と表現)は、法務省ウェブサイトによれば「組織的犯罪集団が、重大な犯罪を計画し、その計画を実行するために準備行為をした」段階で罪に問われる。

「それでもわしはセクハラを発見したら、批判はする」

   ただ、小林氏は

「それでもわしはセクハラを発見したら、批判はする。『モラル』として、『マナー』として、批判し続ける」

とセクハラ自体には反対の姿勢を明示した。

   女性記者にセクハラ発言を連発したと報じられた問題で辞職した福田淳一・前財務事務次官をめぐり、麻生氏は4日に訪問先のマニラで、「セクハラ罪という罪はない」などと発言。認識の甘さに批判が殺到した。7日には雨の中、財務省前で抗議集会が開かれ、「これ以上、あらゆるハラスメントについて横暴な発言は許さない」と怒りの声があがった。

   そうした中、麻生氏は自身の発言について8日の閣議後、改めて見解を問われたが、「さあ。セクハラ罪という罪があると思っている方の発言ですか」「セクハラ罪という罪はない。事実を申し上げただけ」と述べ、取り合わなかった。

   これがさらなる火種を生み、9日の衆議院厚生労働委員会では柚木道義議員が「麻生財務大臣、これ以上『セクハラ罪という罪はない』などと言って、日本の恥を世界にさらすのはやめていただきたい」と述べるなど、批判が相次いでいる。

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