2019年 9月 18日 (水)

薄毛の悩み、溜め込むより相談を 薄毛ストレスの日常生活への影響に専門医が警鐘

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   自分の父や祖父の姿から、自分の未来の姿を垣間見てしまう...。男性にとって、容姿が大きく変わってしまう「ハゲ」ること―――「薄毛」は大きな悩みの種だろう。そうした薄毛に関する調査を薄毛に悩む全国の男性に行ったところ、薄毛は一般的に加齢とともに進行する一方で、薄毛によるストレスは、40代、50代よりも20代、30代の方が強いことが明らかになり、更に、過度のストレスが日常生活にも影響を与える可能性もあることが分かった。

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   調査を実施したメンズヘルスクリニック東京の小林一広院長は、「薄毛は外見だけの問題とは限らないので、日常生活を送る上で、薄毛のストレスとどう向き合っていくかを考えることも重要だと言えます」と、専門医師への相談を勧めている。

薄毛とストレス度合<br />
(髪の悩みのストレス度を0から10であらわすとどのくらいか)
薄毛とストレス度合
(髪の悩みのストレス度を0から10であらわすとどのくらいか)

20代、30代男性が抱える無視できない薄毛のストレス

   男性の薄毛に関する意識では、男女間で差が大きい。

   男性の薄毛について、女性にアンケートを取ったところ、「特に気にならない」(38.3%)、「清潔感があれば良いと思う」(29.6%)など寛容な声が多い一方で、20代、30代の男性の若い層は、「自信がもてない」(50.2%)、「他人の視線が気になる」(34.3%)といった悩みが強く、更には「髪の毛のことばかり気にして物事に集中できない」(26.3%)という悩みは40代、50代の実に2倍近くになるなど、薄毛に起因する人間関係への影響の大きさが浮かび上がった。

女性から見た男性の薄毛について
女性から見た男性の薄毛について
薄毛のストレスと第三者の関わり方
薄毛のストレスと第三者の関わり方

   こうした薄毛への強いストレスにより、若い層では「うつ」傾向が高まるほか、自分の外見が必要以上に気になり、外見に欠点があると思い込んで日常生活に支障が出る「身体醜形障害」にまで発展するケースもあったという。

うつ性自己評価尺度(SDS)の結果より算出。若い層ほど点数が高く、うつ傾向にある。(調査対象はメンズヘルスクリニック東京の初診患者3877人)
うつ性自己評価尺度(SDS)の結果より算出。若い層ほど点数が高く、うつ傾向にある。
(調査対象はメンズヘルスクリニック東京の初診患者3877人)

   そうした薄毛への高い懸念からか、若い層は薄毛対策に「頭髪や髪に良いシャンプーを使う」「睡眠を十分にとる」「発毛剤や育毛剤・養毛剤を使う」など、積極的に対策する傾向があることも調査で分かった。

薄毛への対処
薄毛への対処

   しかし、メンズヘルスクリニック東京の小林院長は、薄毛に悩んで来院する20代の5人に1人は治療の必要のない健康な毛髪なのだといい、

「20代、30代の中には、1人で悩みを抱え、ストレスをため込む人もいるかと思います」

と話し、選択肢のひとつとして、毛髪と心の両方の観点から専門医への相談を勧めている。

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