2019年 9月 21日 (土)

本田圭佑は「不要」 秋田豊「100%入るべき」から急変したワケ

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「南アW杯前に勝てなかったのとは全く違う」

   成功体験としてしばしば言及されるのが10年南アフリカW杯での躍進だ。当時は直前4連敗でW杯に突入しながら、直前で岡田武史監督(当時)が決断した極端な守備重視への戦術変更が功を奏した。そしてグループリーグで2勝し、16強入りを果たす番狂わせにつながった。この時のような奇跡を起こせる可能性は今回も一部で指摘されており、本田自身もスイス戦前、「南アフリカW杯の守備のやり方、全部ダメでもあのやり方はできる」と南アの奇跡を思い出している。

   しかし秋田氏の考えは違った。本田をはじめとした現メンバーの大幅変更を求めた。

「今の流れは、南アW杯前に勝てなかったのとは全く違う。何が違うかというと、当時は勝てなくても内容が変わっていた。でも今は内容が変わらない。だから思い切った決断をしないといけない」

   秋田氏がここまで「本田不要論」を唱えるのは珍しい。どちらかといえば高い評価をしてきたからだ。

   17年9月のロシアW杯最終予選の最終戦・サウジアラビア戦。0-1で敗戦し、4-3-3の右ウィングで先発した本田も得点を奪えずハーフタイムでベンチに退いた。だが秋田氏は、同月6日の「SPORTSウォッチャー」で、本田について「僕は100%メンバーに入った方がいいと思う」と信頼を寄せた。「先発かどうかは話が別」としながら、「ミドルシュートのパワーは誰にも負けないものを持っている」と評価した。少なくとも、「必要ない」と言い切るほどネガティブな発言はしていない。

   直近でも同じだ。西野朗監督の初陣・ガーナ戦のメンバーが発表された5月18日、同番組で「本田選手は経験もあるし、ここ数年の中でも一番良い時期。選ばれて当たり前」と太鼓判を押していたのだ。

   確かに本田は今季パチューカで、34試合13ゴール7アシストと好調だった。代表でも、南アW杯での2ゴール、ブラジルW杯での1ゴールと、ここぞの試合で決めてきた。バヒド・ハリルホジッチ監督体制でも、総得点数は香川真司、岡崎慎司と並んでトップの9ゴール。しかし、代表で最後に得点したのは16年9月のUAE戦。2年近くゴールから遠ざかる男に、先発を託せるだけの「決定力」の回復はもう望めない、ということだろうか。

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