2018年 8月 17日 (金)

「私の人生を変えてくれたのが、イチナナです」 一度は諦めた「音楽の夢」叶えたサクセスストーリー

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   好きなことをして生きていくのは簡単ではないが、ここならできるのかもしれない。1つのアプリで「夢を叶えた」人がいる。

   ライブ動画配信アプリ「17 Live(イチナナ)」で活動するmaaami(まあみ)さん。今回インタビューに応じ、転機となったイチナナとの出会いについて「自分のやりたいことを思う存分表現できる場所。これを待ってた!って感じでした」と振り返った。

「イチナナライバー(配信者)」のmaaamiさん。「ライブMV」という表現を考案し、生配信を続けている。
「イチナナライバー(配信者)」のmaaamiさん。「ライブMV」という表現を考案し、生配信を続けている。
この人たちも夢に挑戦

「イチナナ」とは?

   イチナナを立ち上げると、ライブ中のイチナナライバー(配信者)が一覧で確認でき、思い思いにライブ配信を楽しんでいるのが分かる。喋ったり歌ったり、楽器を演奏したり。画面の向こうの視聴者(ファン)と会話しているライバーもいる。

   アカウントさえ作れば誰でも配信・視聴ができるSNS空間となっており、配信以外にも画像・動画の投稿や、気になるライバーをフォローしてタイムライン表示することも可能だ。

   その魅力のひとつは、ライバーとファンが気軽に交流できること。ファンは、ライブ画面を賑やかにする「いいね」やコメント投稿をはじめ、ライバーに「ギフト」を送って応援もできる。ライバーは配信中の画面でこうしたファンの反応を確認できる。もらったギフトの数に応じ、ライバーが報酬などを得られる仕組みとなっており、ファンとしては活動を直接支援することにつながる。

   maaamiさんは国内トップクラスのフォロワー数を持ち、イチナナライバーを職業としている第一人者だ。「生放送で、アドリブで、編集なしで、ミュージック・ビデオを演出する」という独自の映像表現「ライブMV(ミュージック・ビデオ)」を考案し、基本的に毎日、1回3~5時間にわたって配信している。その特徴をこう話す。

「同じ曲でも毎回違ったパフォーマンスになるのは見どころの一つです。演出に失敗があっても、『あ、見ちゃいけないもの見ちゃった!』って楽しんでくれるファンの方もいて、それも面白いところだと思います」

イチナナを始めたきっかけ、その後の試行錯誤

人生の転機となったイチナナとの出会いを語る
人生の転機となったイチナナとの出会いを語る

   小さいころから音楽が好きで、歌う仕事をしたいという「夢」を持っていたmaaamiさんだが、思い通りにはいかなかった。

「ボイストレーニングも通ってましたし、オーディションも受けていました。でも、歌がめちゃくちゃ上手い人ってたくさんいて、全然受からなかった。誰かに選んでもらわないと好きな仕事ってできないのかなとガックリきて、一度諦めたんです」

   決して裕福ではなかった家庭で、無理は言えなかった。就職活動もうまくいかず、何とか採用された会社では不条理なことで辛い日々を過ごしたこともあった。

   「人生で一番嫌だった」と話すのは、ある年のハロウィン。賑やかな街の中、電車賃もなく、疲れて駅前でポツンと体育座りをして夜を明かしたこともあった。

   イチナナを知ったのはそんな頃だ。「たまたま友達が『一緒にやろうよ、楽しいから』って誘ってくれた」ことで、アプリをダウンロードし、ライブ配信を始めた。

「最初はエアギターなんかを思いつきでやってみたんですけど、視聴者が3人くらいしか来てくれなくて...。悔しいじゃないですか。だんだん本気になってきたんです。それでよく考えたらここ、音楽やるにはピッタリかもしれないと思って、もう一度真剣にやってみようと思ったんです。

でもライバーは何百万人といますから、何かオリジナルを持たないと埋もれてしまう。配信画面をデコレーションできる『エフェクト』機能を色々試したり、歌い方も工夫したりしながら今の形に行きつきました」

「元気もらった」コメントで得られた達成感

視聴者との距離の近さに魅力を感じている
視聴者との距離の近さに魅力を感じている

   今の形、つまりライブMVでも苦労があった。「『こんなの誰も見ないよ』と。でも、過去誰もやっていない音楽の表現だと確信していたので、絶対成功するんだと信じて突き進みました」。今では日本、イチナナ発祥の台湾のほか世界中に数万人、遠くはスペインにもファンがいる。

「『元気もらった』とか『今日も見に来た』ってコメントを見ると、やってて良かったと思えるし、達成感につながります」

   「私にはピッタリの場所になりました」と言えるほど楽しめている要因は大きく2つある。1つは「自己プロデュース」できる点だ。「イチナナは自由な発想で個性を追求し、自己表現できる。しかもファンの支持が得られれば、やりたいことを続けていくための収入にもなる。理想の仕事場じゃないかなと思っています」と語る。

   もう1つは「視聴者との距離の近さ」だ。「リアルタイムでファンの反応を得られて、一緒に夢を追いかけてる感じです」という。スマホ越しに応援してくれていた視聴者に「感謝を伝えたい」と、ファン会を開いて直接ファンと顔を合わせたこともある。

イチナナでは「第2の夢プレ」キャンペーンを実施

   ライバーになって「2か月で人生が180度変わりました。音楽で生活するという夢は叶いました」というmaaamiさん。これからイチナナを始めようかと考えている人に向けてのメッセージを聞いた。

「今はスマホ1つで夢に向かって一歩踏み出せる世の中。それにイチナナはちゃんと収入になる場です。やるかどうか決めるのは自分次第。挑戦すれば何かしら結果は返ってきます」

   自身の向上心も尽きない。「いつもは室内で撮影しているのですが、新しく挑戦したいと思ってるのが、渋谷のスクランブル交差点での撮影です。人が行き交う場所で、より一層予測不能なライブ感のある演出ができるように研究しているんです」。そして、「最終的に目指してることはアーティストになった先にあるんです。ちょっとまだ詳しく言えないんですが...」。

ライブ配信では様々な工夫を凝らす。ポージングもその1つだ。
ライブ配信では様々な工夫を凝らす。ポージングもその1つだ。

   イチナナでは、日本人の80%以上が"夢"を諦めて生きているという情報をもとに、実はチャレンジしたかった"第2の夢"をテーマに、ライブ動画アプリ「17 Live(イチナナライブ)」でプレゼンテーションを行なう「第2の夢プレ」プロジェクトをスタート。

   プロジェクトにはお笑いコンビ「バイきんぐ」も参戦する。第2の夢プレにチャレンジするにあたり、記者会見を18日に実施。芸人界きっての「キャンプ好き」で知られる西村瑞樹さんが、人生をかけて叶えたい夢があると相方・小峠英二さんに伝えるが、芸人を続けたい小峠さんは大反対。コンビ解散の危機さえ漂わせるほど激しく衝突するが、最後は西村さんの熱意に押し切られ、小峠さんも背中を押すことに。

   そして22日、西村さんがいよいよイチナナライバーとして生配信で「第2の夢」を語る。23日には東京・渋谷マークシティで開く特別イベントでもう一度プレゼン、こちらもイチナナでライブ配信する。果たして2人の夢にはどれだけの応援が集まるのか――結果は26日、西村さんのライブ配信で明かされる。

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