2018年 8月 20日 (月)

川淵三郎、W杯初戦の日に「ハリル」くさし炎上 「この期に及んで」「失礼すぎ」 

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   西野朗監督率いるサッカー日本代表がロシアW杯の初戦を迎える日、日本サッカー協会の元会長で、現在は相談役を務める川淵三郎氏(81)が自身のツイッターに投稿した内容が、ネット上で物議を醸している。

   W杯直前で更迭されたハリルホジッチ前監督の時代に「ほとんど勝てる可能性がない」と考えていたと告白。「出場出来るだけラッキーと考えてW杯を楽しんでくださいと講演などで話していた」ことを暴露したのだ。

  • ハリルホジッチ前監督(写真は2016年8月撮影)
    ハリルホジッチ前監督(写真は2016年8月撮影)

「今は何か起きるかも知れない」

   2018年6月19日。ついに、サッカー日本代表が4年間のすべてをかける日がやって来た。1次リーグH組の初戦で強豪・コロンビアと相まみえる。

   チームのタクトを振るのは、新指揮官の西野朗監督だ。日本サッカー協会(JFA)が15年3月からロシアW杯での躍進を託してきたハリルホジッチ前監督は大会2か月前、まさかの電撃解任。世間では賛否両論を呼んだ。

   西野ジャパンはそんな逆風の中、19日のために全力を注いできた。だが試合当日の朝、ツイッターなどインターネット上で注目を集めたのは、皮肉にもハリル氏の監督時代の話題だった。川淵氏が自身のツイッターで、

「ハリルホジッチ監督の時、ほとんど勝てる可能性がないので、オランダ、イタリア、アメリカのサッカーファンのことを考えれば出場出来るだけラッキーと考えてW杯を楽しんでくださいと講演などで話していた」

と投稿したのだ。オランダとイタリア、アメリカはいずれもFIFA(国際サッカー連盟)のランキングで日本を大きく上回っているが、W杯出場を逃していた。

   川淵氏はその上で、ツイッターに

「西野監督に変わった今は何か起きるかも知れないというドキドキ感が今朝になっ自分に出てきた」(原文ママ)

とつづった。

ハリル解任に「敬意を表したい」

   川淵氏がこうして初戦当日にもかかわらず、ハリル氏を冷やかすような投稿をしたことに、ネット上で反発の声が続出。リプライ(返信)欄では、

「その出場権をもぎ取ったのはハリルホジッチなんですが......」
「ハリルに失礼すぎるだろう。人として常識に欠けてる」
「この期に及んでハリルさんの悪口ですか...」
「コロンビア戦目前にハリルホジッチ前監督批判、現体制称賛のツイート」
「元トップがする発言としては余りにもお粗末だと思いますよ」

といったコメントが寄せられた。中には「川淵三郎のツイート本当に本人か?」とアカウントの乗っ取りを疑うような声も少なくない。

   Yahoo!リアルタイム検索では、「川淵」がひとケタ順位にランクインしていた。

   ハリル体制に対して、川淵氏は以前からツイッターで批判的な見方を示してきた。JFAの田嶋幸三会長が4月9日、記者会見でハリル氏の解任を発表すると、

「正直、このタイミングで解任を決断したことに敬意を表したい。数%の奇跡を求めて、批判されることは覚悟の上とは言え中々出来ることではない」

とツイート。ハリル氏が解任後初めて公の場で会見する直前には、

「どんな発言をするのか興味津々。世界中で監督更迭で文句を言ったのは僕の知る限りマラドーナくらいか。サッカーの世界では監督を引き受けた時点でいつ更迭されてもそれに従うというのが常識。自分自身を貶めるだけだと思うのだけど~」

と皮肉った。

   ちなみに川淵氏はハリル時代の3月15日、ツイッターで「監督の評価」についてこんな持論も披瀝している。

「監督の評価というのは簡単に言ってしまえば、それまでの試合結果はどうであつても、ワールドカップでいい成績を上げたかどうかだけで決まる」(原文ママ)
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