2018年 7月 16日 (月)

福岡で男性殺害、ブロガー「Hagex」さんの見方広がる ネットウォッチャーとしてファン多く

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   福岡市の旧大名小学校跡地のイベントスペースで2018年6月24日夜、男性が殺害された事件は、被害者が「Hagex(ハゲックス)」の名義で活躍する人気ブロガーだった可能性があり、波紋を広げている。

   各種報道を総合すると、事件は24日夜、旧大名小で開催されたセミナーの直後に発生した。

  • Hagexさんのブログのトップページより
    Hagexさんのブログのトップページより

ネットの話題を積極的に紹介、著書も

   福岡県警の発表と朝日新聞(ウェブ版)の報道によると、この日、会場では「IT関係のセミナー」が開催されており、被害者となった男性(報道では実名のみ)はその講師として登壇していた。しかし終了直後、トイレで男に刺され、間もなく死亡が確認されたという。男は一時逃走したが、のちに出頭した。

   イベントサイトの事前告知によると、この日会場で開催されていたのは、人気ブロガーの「Hagex」さんによる「100万PVブログ達成への道」と題した講演会だった。終了時間なども告知されていた内容とほぼ一致する。参加者や交流のあった人物などのSNSやブログでの発言などからも、殺害された人物がHagexさんであるとの見方が広がっている。福岡県警では、殺害された男性がHagexさんかどうかの確認は25日10時現在で発表されていない。また、講演会の会場関係者はHagexさんの殺害は否定はしなかったものの、確認は警察にお願いしたいと話した。

   Hagexさんは2004年から、はてなダイアリーで「Hagex-day.info」と題したブログを運営していた。プロフィール欄に、

「三度の飯よりインターネットが大好きなネットウォッチャーのチラ裏(※編注:チラシの裏、すなわち取るに足らない内容と批判、謙遜するネット用語)日記です。発言小町、2ちゃんねる、炎上、有料メルマガ、はてな、デマといったテーマが大好物です」

とあるとおり、匿名掲示板や質問サイトなどに寄せられる炎上ネタや真偽の定かでない投稿、デマの検証などを中心に、ネット上のさまざまな話題を深く取り上げ、多くの読者を集めた。2014年には、『2ch、発言小町、はてな、ヤフトピ ネット釣り師が人々をとりこにする手口はこんなに凄い』をアスキー新書から上梓している。著書では、「某マスコミに10年以上勤め、その後フリーになるも、2014年4月から再びメディア系企業に勤務」と自己紹介していた。

J-CASTニュースにも「質問状」

   ネットウォッチというコンセプトから、「きわどい」話題を取り上げることも多く、上記のセミナー告知文では、そうしたブログ運営の裏側などを語る、との案内が掲載されていた。

   2012年にはJ-CASTニュースに対しても、その報道内容に対してメールで質問状を寄せ、さらにその返信文を紹介したエントリーをアップ、「返信をくれるだけマシ」としつつ、「(内容は)ご理解できない!」と厳しく論評したこともあった。

   上記著書の「おわりに」は、「今後のインターネットのカルチャーの発展を祈りながら」としたうえで、以下の一文で締めくくられている。

「それでは、みなさん(釣り師に騙されない)良いネットライフを」
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