パンク・ロックバンド「ザ・スターリン」などの活動で知られるミュージシャンの遠藤ミチロウさんが療養のため、2018年8月30日以降のスケジュールをすべてキャンセルすると自身のホームページで発表した。遠藤さんは8月中旬から体調を崩し治療を続けていたが、9月中旬より再度入院して治療に専念するという。ツイッター上では心配の声遠藤さんは自身のホームページで8月24日、「8月中旬より体調を崩し、治療を続けて参りましたが、9月中旬より再度入院し、療養に専念することとなりました。それに伴いまして、当サイトに掲載している9月13日以降のスケジュールをキャンセルさせていただくこととなりました」と発表。その後、追加の情報が加えられ、8月30日以降の予定もキャンセルすると公表した。遠藤さんはパンク・ロックバンド「ザ・スターリン」のリーダーでボーカルを務めた。82年にメジャーデビューすると豚の頭を客席に投げ入れるなどの過激なパフォーマンスとパワフルな演奏と歌唱で人気を博した。85年のザ・スターリン解散後はソロや頭脳警察の石塚俊明さんらと結成したバンド「羊歯大明神(しだだいみょうじん)」などで活動を行っている。また、東日本大震災以降、音楽家の大友良英さんらと「プロジェクトFUKUSHIMA!」を発足させて復興支援にも力を注いでいる。80年代前半から現在に至るまで精力的にライブ活動を続けており、レジェンド的な存在で、その影響も大きい。2010年に発売された遠藤さんのトリビュートアルバムにはドラマ「高嶺の花」(日本テレビ系)に出演する峯田和伸さん所属のバンド「銀杏BOYZ」やロックバンド「黒猫チェルシー」などが参加している。ツイッター上では、遠藤さんを心配する声が寄せられており、「ミチロウ大丈夫かな...やっぱり凄い人やもんな...」「自分にとって神様のような存在だから早く良くなってほしい」「ここはじっくり治療に専念して快方に向かって欲しい」などのコメントが相次いでいる。(J-CASTニュース編集部 大山雄也)
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