2018年 11月 14日 (水)

桐島ローランド「未だ純血主義」「島国根性辞めて」 大坂なおみへの一部反応に苦言

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   テニスの全米オープンで、日本人初となる優勝を飾った大坂なおみ選手(20)。世界ランク19位の大躍進に国内外で賞賛の声が相次いだ。

   一方、一部で大坂選手の出自をあげつらうような書き込みがあったとして、写真家の桐島ローランドさん(50)は「いい加減この島国根性辞めて欲しい」と非難している。

  • Carine06撮影(WikimediaCommonsより)
    Carine06撮影(WikimediaCommonsより)

「もう21世紀だよ?いい加減この島国根性辞めて欲しい」

   大坂選手は大阪市出身。日本人の母とハイチ系アメリカ人の父の間に生まれ、3歳からアメリカに移り住む。現在はフロリダを拠点に活動している。

   そのため日本とアメリカの国籍を持つが、2020年の東京五輪は「日本代表」として出場すると本人は明言している。

「案の定『大坂なおみは日本人じゃない』『日本人に見えない』とか書いているツィート見かける」

   大坂選手が日本人初の四大大会(全米、全豪、全仏、ウィンブルドン)制覇を成し遂げた2018年9月9日、桐島ローランドさんはこうツイートした。大坂選手の優勝を受け、一部の国内ツイッターユーザーからは生い立ちをめぐる差別的な投稿が上がっていた。

   自身もスコットランド系の父親と日本人の母親を持つ桐島さんは、サッカー・フランス代表を例に「半数近くの選手が移民の親を持つ二世や混血なんだよね」と指摘。その上で、「なんか日本って未だ純血主義で驚く。もう21世紀だよ?いい加減この島国根性辞めて欲しい」と呆れ返った。

   ツイートは10日現在で2万2000「いいね」と反響を呼び、共感の声が多数寄せられている。

大坂選手は「日本人のステレオタイプ」を壊す

   映画監督の想田和弘さん(48)は、こうした差別的な見方は大坂選手の活躍で薄れていくのでは、との観測を示している。9日にツイッターで以下の内容を書き込んだ。

「大坂なおみは、ハイチ系米国人の父と日本人の母のダブル。日本と米国の二重国籍。日本生まれだけど住まいも教育もトレーニングも米国。だけどプレイヤーとしての国籍は日本。国内外で『日本人』のステレオタイプを壊し、イメージを変えてくれる存在になるのではないだろうか」
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