2024年 4月 27日 (土)

塚原氏と「話している所見たことない」日体大大物は具志堅学長の大先輩 「権力闘争」論争の背景

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   日本体操協会内でパワハラ指摘を受けている塚原光男副会長(70)・千恵子女子強化本部長(71)夫妻は「権力闘争」、具志堅幸司副会長(61)は「全くそういう意識がない」「別問題」――

   両者の主張は並行線のようだが、塚原夫妻らが、具志堅副会長が学長を務める日本体育大陣営と「仲が良くない」という意識を持っているのは間違いない。光男氏と日体大関係の大物の2人が「話している所をずっと見たことがない」仲なのは体操界では有名、という証言も出ている。

  • 日本体操協会が揺れている(画像は協会サイトから)
    日本体操協会が揺れている(画像は協会サイトから)
  • 日本体操協会が揺れている(画像は協会サイトから)

「体操界では有名な話」

   具志堅副会長らは2018年9月10日、第三者委員会の結論が出るまで、塚原夫妻の職務を一時停止すると発表。この場で、前日に千恵子氏が「Mr.サンデー」(フジテレビ系)で

「私たちは日体大と仲良くない」
「権力闘争の構図を作っている人間がいる」

   と発言したことへの感想を求められると、具志堅副会長は、

「全くそういう意識がないもので、なんでああいう発言をされたのか、私は理解できません」

   と、否定した。

   翌日のテレビのワイドショーでも、コメンテーターらが「権力闘争」との指摘について、「論点そらし」「パワハラとは別問題」と否定的なコメントをするのが目立った。

   11日夕の「Nスタ」(TBS系)に出演したスポーツライターの小林信也氏は

「塚原夫妻が『権力闘争』を持ち出すのは、問題の本質をそらそうとする戦略ではないか。問題はパワハラであり、さらには、2人が体操界の利益ではない行動を取っていたのではないか、という所」

   と批判した。ただ、日体大出身の塚原氏は、ミュンヘンとモントリオール五輪で金メダルを取りながら、日体大の指導者の座には、同学年の監物永三氏が就いたため、日体大を離れた経緯がある。塚原氏その後、朝日生命体操クラブの監督となり、日体大とライバル関係が続く構図となる。現学長の具志堅氏も日体大出身だ。番組ではこうした経緯も説明。小林氏はエピソードとして、

「塚原さんと監物さんの2人が話してるところをずっと(誰も)見てないというのは、体操界で有名な話」

   とも紹介。権力闘争の構図は否定しつつも、塚原氏の中で感情的に、「日体大」陣に複雑な思いがあることをうかがわせた。

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