2024年 4月 25日 (木)

松坂大輔はなぜ甲子園で強いのか 「20年前の投げやすさはなかった」と語った裏の決意

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甲子園のマウンドとMLBのマウンドの違い

   松坂は甲子園に愛されているのだろうか。MLBのマウンドに8年間、慣れ親しんだ松坂にとって甲子園のマウンドは投げづらいはず。MLBのマウンドの土は、一般的に日本よりも硬い。MLB仕様とされる東京ドームのマウンドは硬いといわれるが、黒土の甲子園のマウンドは日本の中でも軟らかいことで有名だ。

   MLBに移ってから松坂の投球フォームは明らかに変化した。日本球界で活躍していた20代前半のころは、柔軟な投球フォームが特徴的だったが、MLBでは持ち味の柔らかさは影を潜め、上半身だけで投げている印象が強い。この変化はMBLのマウンドの硬さが大きな要因とされている。MLBの投手に多く見られる投げ方は、踏み込んだ足をしっかりと固定することで、上半身のパワーを最大限に引き出すもの。硬いマウンドに対応するには、MLBスタイルを受け入れざるを得なかったのだろう。

   MLB出身のクローザーの多くが、甲子園のマウンドの軟らかさに苦労するという。先発、中継ぎ投手が荒らしたマウンドは、大きな穴がいくつも空いており、足を踏み込む際にはそれをうまく避けなければならない。加えて土が軟らかいため、踏み込む足が固定出来ず、慣れるまでは相当な時間を要するという。

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