2018年 10月 21日 (日)

ドラフト目玉の金足農・吉田投手、まさかの一本釣り?

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   日本高野連と全日本大学野球連盟は2018年10月11日、プロ野球志望届の提出を締め切った。10月25日のドラフト会議で高校生123人、大学生110人の計233人が社会人選手とともに指名対象となる。

   今ドラフトの目玉とみられるのは、甲子園を沸かせた金足農・吉田輝星投手。1位指名球団が殺到するとみられたが、意外にもドライチは「あの球団」だけのようなのだ。

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巨人、楽天は根尾指名にシフトチェンジ

   ドラフト注目株は、吉田投手と大阪桐蔭の二刀流・根尾昴選手だ。早々とプロ入りを表明していた根尾とは対照的に、大学進学を視野に入れていた吉田は志望届提出期限日の前日10月10日にプロ入りを表明した。

   超高校級の吉田投手と根尾選手に、早くからプロのスカウトが注目していた。甲子園終了後には、多くの球団スカウトが両選手にドラフト1位の評価を与え、2018年ドラフトの争奪戦が予想された。

   いち早くプロ入りを宣言していた根尾選手に対して、非公式ながらも数球団が1位指名を示唆。吉田投手にも数球団が興味を示していたが、ここにきて状況が大きく変わってきた。

   吉田投手が好きな球団としてラブコールを送っていた巨人は当初、吉田投手の1位指名を視野に入れていたが、高橋由伸監督の辞任により一変。後任の原辰徳体制は、根尾選手を1位で指名するとスポーツ各紙が報道している。

   また、地元東北の楽天も当初、吉田投手獲得へ前向きな姿勢を見せていたが、急遽方向転換。楽天もまた根尾選手獲得へ舵を切ったようだ。

   関係者の話を総合すると、吉田投手を1位指名する構えを見せているのは現在のところ日本ハムだけ。争奪戦が予想された中、日本ハムによる吉田投手の一本釣りの可能性が高くなってきた。

日本ハムのお家芸 超高校級投手の一本釣り

   日本ハムは過去のドラフトで、高卒選手を1位指名する傾向が見られる。ここ10年間で5人の高卒選手を1位指名している。そのうち3人が投手である。

   また、日本ハムは高卒投手の一本釣りにかけては実績がある。2004年のダルビッシュ有投手と2012年の大谷翔平投手を単独1位で指名して獲得している。

   4度の甲子園出場で注目されていたダルビッシュ投手を、ドラフト直前まで4球団が1位指名での獲得に名乗りを上げていたが、ふたを開けてみれば1位で指名したのは日本ハムのみだった。

   大谷投手に関しては、当初からMLB行きを宣言していた大谷投手を各球団が指名を避けたところを日本ハムが強引に1位指名。結果的に大谷投手はMLB行きを断念して日本ハム入りした。

   日本ハムのドラフトでの引きの強さは他球団を圧倒する。過去には中田翔選手(4球団競合)、ハンカチ王子・斎藤佑樹投手(4球団競合)、2017年は7球団が競合した中、清宮幸太郎選手を引き当てた。

   今オフ、セ・パ合わせて5人の監督の交代劇があり、これに合わせて各チームのドラフト戦略が大幅に変わってきた。このような中でブレを見せない日本ハム。みたび、超高校級投手の一本釣りが実現するかもしれない。

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