東京・池袋に「エヴァンゲリオン酒場」がオープンする。人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」をモチーフにした大衆居酒屋だ。公式サイトでは、酒場で提供されるメニューが公開された。インターネット上では、公開されたメニューの名前が「下らなさ過ぎて好感が持てる」として注目が集まっている。ファンなら知っているせりふの数々公式サイトのメニュー表を見ると、「『あんた、バタぁ?』アスカのコーンバター『逃げちゃダメだ』激辛麻婆豆腐」といった作中のせりふに着想を得たとみられる名前や「碇シンジの碇ングフライゲンドウ豆のさつま揚げ(エンドウ豆使用)」など登場人物の名前をもじったもの、さらに1995年から96年にかけて放送された「新世紀エヴァンゲリオン」のテレビシリーズ(テレビ東京系)第2話のサブタイトル「見知らぬ、天井」ならぬ、「見知らぬ、天丼」などバラエティーに富んでいる。見たところ決して当てつけという印象はなく、オリジナルとメニューのシンクロ率は高いと言える。このほかにも、作品に登場するロボット「EVA零号機」の操縦者「綾波レイ」の台詞をそのまま再現した「ニンニクラーメン チャーシュー抜き」や、登場キャラのうちビール好きで、主人公の碇シンジ達の保護者役の葛城ミサトを意識した「ビールに良く合うミサトのおつまみ」も用意されている。テレビアニメでは、人間の内面を問うような「重いストーリー」が展開された新世紀エヴァンゲリオンだが、居酒屋のメニューに限っては「笑えばいいと思うよ」ということなのか。実際、ツイッター上では、「ふふってなるなw」「こんなので...くそっ...w」など笑ってしまった人もいたようだ。しかし、あまりにダジャレが多かったせいか、「エヴァのファン層も歳をとってダジャレを好むようなオッサン世代になっているという事じゃないかなw」「メニュー名酒飲んで考えてそう」といったコメントも寄せられていた。
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