2024年 3月 29日 (金)

ソフバン障害で公衆電話に行列も 「久々に使った」「見つからない」

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   ソフトバンクで2018年12月6日発生した通信障害をめぐり、思わぬ余波が起きた。すっかり「過去の遺物」扱いされていた、公衆電話の利用が急増しているのだ。

   「駅の公衆電話に行列できてる」「駅で公衆電話に並んでる人が」――こうした報告が相次ぎ、ツイッターの「トレンド」の上位にも公衆電話がランクインする事態となった。

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台数はピーク時の15%

   ソフトバンク広報部によれば、問題の通信障害は6日13時39分ごろから発生、全国で携帯電話サービスなどが利用できない、あるいは利用しづらい状況となり、18時時点でもまだ完全復旧にはいたっていない。

   ソフバンユーザーから「電話ができない」「ネットが見られない」といった悲鳴が相次いでいる中、急ぎ連絡を取りたい――という人が駆け付けたのが、公衆電話だ。

「電話出来ないから公衆電話へ。使ったの何年ぶりだろう?」
「ソフトバンク死んでて仕事にならん。久々に公衆電話使ったわ」
「電話繋がらないから公衆電話すっごい久しぶりに使った」

といった報告が、ツイッターには多数書き込まれているほか、中には、「地元駅の公衆電話に列ができてる!!」「公衆電話に物凄い行列が」「初めて公衆電話の行列みた」という証言も。

   かつては生活に欠かせない通信手段だった公衆電話だが、携帯電話などの普及とともにその肩身は年々狭まっている。総務省の情報通信白書によれば、2017年度末時点の設置台数は15万7875台。ピークの1985年の90万台強から、約15%にまで落ち込んだ計算だ。

   そのため、いざ公衆電話を使おうとしても、まずは探すのに一苦労という人も続出。「公衆電話探しまくってるのに全然見つからない」「ないよ! 公衆電話!ないよ!」――。

   ツイッターで多くつぶやかれたキーワードを集計する「トレンド」では、通信障害に関する単語が上位を占める中、「公衆電話」もランクイン。18時時点で、日本国内の9位に名前を連ねている。

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