Twitterが2018年12月19日、ツイートの表示を新着順にする機能を導入すると発表した。ツイッターのタイムラインは、かつて投稿日時順がデフォルトだったが、ここ数年はアルゴリズムに基づいた「重要なツイート」の順となっていた。時系列に沿った表示の復活に、「待ちわびていた」といった喜びの声は絶えない。ユーザー「まじかついにーーー?!」ツイッターでは16年2月からアルゴリズムによるタイムライン表示を導入。18年9月に「重要な新着ツイートをトップに表示」をオフにできるようになっていたが、今回のアップデートでさらに容易に切り替えられるようになった。新機能は、ツイッター公式アプリのタイムライン右上に、きらめく星の型をしたボタンを配置し、それをタップすると「ホーム」(重要なツイート)と「最新ツイート」(投稿順)が切り替えられるというもの。最初はiOS版から随時導入され、追ってAndroidにも導入予定だという。ツイッターでは、この機能の実装を待ちわびていた人から、「やっときた」「まじかついにーーー?!」「おおー!!早くきてほしい!!」「ツイッターちゃんと時系列になった」「俺たちのツイッターに時系列タイムラインが戻ってくる」といった反応が出ている。アルゴリズムでは「流れ」がよく見えないでは、なぜ「新着順」がここまで愛されているのだろう。ITジャーナリストの井上トシユキさんは、J-CASTニュースの取材に、「皆さんそうなのかわかりませんが」と前置きをしたうえで、新着順の方が議論や反応の流れがわかりやすいのではないかと指摘する。「いままでだとTogetter(ツイートまとめの投稿サイト)などでまとめてもらわないと、話の流れがよく見えなかったんですよ。アルゴリズムだと、こういう反応の次に、こういう投稿があったのかなと思ったら、全然違ったということもあります」また、アイドルに関して真面目に議論している人などには、時系列でタイムラインを追いたい需要もあったようだとも語る。「(同様に)炎上も『どう始まって、いま皆どう言ってるのか』をTogetterでまとめられる前に、やっぱり知りたい。自分がそういうタイプだったので、みんな歓迎しているんじゃないかなと思います」
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