毎年恒例となった「第60回『輝く!日本レコード大賞』」が2018年12月30日に行われ、アイドルグループ乃木坂46の「シンクロニシティ」が大賞に輝いた。SNS上では、祝福の声があがっているほか、ダンスボーカルグループ「DAPUMP」の「U.S.A.」が大賞を逃したことに、残念がる声も上がっている。U.S.A.は「優秀作品賞」と「特別賞」に「シンクロニシティ」は、2018年4月にリリースされた新曲。乃木坂46は、昨年のレコ大でも大賞に輝いているため、2年連続受賞にSNS上では、「こっちまで、嬉しいなぁ」「凄く心に響きました!」「ただ幸せな気持ちになる」などと、祝福の声が上がっている。その一方で、DAPUMPが約3年半ぶりに出した新曲「U.S.A.」が大賞を逃したことに残念がる声も少なくない。「U.S.A.」は2018年6月のリリース以降、「ダサかっこいい」として注目を集めている曲だ。動画配信サービス「YouTube(ユーチューブ)」では、1億3000万回以上再生されており、耳に残る歌詞や、親指を立てた状態で手を振る「いいねダンス」といった真似しやすいダンスなどが、人々の心を掴んでいる。爆発的ヒットとなったため、多くの人が「U.S.A.」が大賞に輝くとの予想をしていたようだが、結果は惜しくも大賞を逃し、「優秀作品賞」と「特別賞」の受賞となった。「Y.M.C.A.」の振り付けを交えてパフォーマンス歌唱前、総合司会者から今年どんな1年だったかを聞かれると、リーダーのISSAさんは「自分たちが想像していた以上にいろんな老若男女、世代を超えて色んな方に聞いてもらえたので、本当に感謝の1年になりました」とコメント。メンバーのKENZOさんは、「7人でずっとやってきてこのステージで皆さんに感謝を届けたいし、21年間ずっと歌ってきたISSAさんと一緒に感謝を届けたいです。宜しくお願いします」と涙ながらに語った。ちなみにこの日の歌唱では、踊りの一部を変更し、今年亡くなった歌手・西城秀樹さんのヒット曲「YOUNGMAN(Y.M.C.A.)」の振り付けを披露する一幕もあった。SNS上には大賞を逃したことに対し残念がる声もあるが、ファンへの感謝や西城さんを悼むダンスに、「賞云々よりも、今回のレコ大で一番感動したのはDAPUMP」「こんなに感動したレコード大賞は今までなかった」「DAPUMPのレコ大でのパフォーマンス、、素人の私から見ても感動したので、途中で録画をしたので、今朝も観てる」「レコ大見てこんなにドキドキしたり感動したりとてつもなく悔しかったりするの初めて...」「DAPUMPを好きになれたこと誇りに思います。そしてこれからも応援します!感動をありがとう」などのコメントが上がっている。
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